Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

親子クッキング~クレープ~

2017-02-02 | グルメ

【3歳7ヶ月】
本日2月2日は、クレープを食べる日! そう、フランスでは。
本当は、シャンドルー( Chandeleur )と言う聖燭節(ろうそく祝別の日)の日です。フランス語でロウソクを意味するシャンデル( Chandelle )が語源のようで、つまり英語で言うキャンドルですよ。この日は、イエス降誕であるクリスマスから数えてちょうど40日目にあたり、聖母マリア様が出産後に初めて神殿にてお清めの儀式を受けたとされる宗教的なお祝いの日なんです。
で、ロウソクとクレープの関係は? ハハハ、主人も分からないって! いろいろ読んでみると諸説がいくつもあって、その中で私が一番「良いな♪」と思った説は、「ロウソク → 光 → 太陽 → 丸く黄金に輝くクレープ♪」なんて、いかがでしょう?

我が家でも初めて、クレープを焼きました。クレープ発祥の地に長らく住んで、クレープさえも焼いたことのない私を友人は笑いましたが、そのぐらいフランス人にとってクレープは、おやつと言うよりは食事、生活に密着した食べ物です。ブランチだけでなく、夕食にクレープを食べる夜があるほどに、慣れ親しんでいます。一汁三菜の日本人からすると「楽でいいな~」と思いつつ、やっぱり夕食に甘いものは遠慮したいが本音…。
はい、小麦粉に卵を割り入れます。双子、ただいま卵を上手に割る練習中。今日は殻が入らなかったけど、まだ完ぺきとは言えない。成功する日がきたら、公表するよ!


砂糖に牛乳、溶かしバターもドンドン混ぜるよ!
実は、今日の功労者はパパ。えっ、クレープなんて作ったことあるの!?


焼いたのも、パパ。不器っちょママンはこういう繊細な薄さに焼けない。
なんだ、アナタ、やろうと思えば料理できるんじゃない。その証拠に、嫁いだその日からこれが何なのか分らなかった、愛用のクレープパンが登場。目玉焼きを焼くには浅すぎて、「使えない!」と戸棚の奥にしまいこんでいたソレが、クレープを焼くためのものだったなんて…。


大変おいしゅうございました。ただ座って待っていれば食べられるということは。
日本で食べていたクレープはクリームの中に果物が埋め込まれているようなモノでしたが、こちら本場のクレープとは、砂糖をかけるだけの、とてもシンプル。


忘れてはいけないのは『シードル Cidre 』、クレープはリンゴの発泡酒と共にいただきます。こちら、シャモニがあるローヌ・アルプ地方唯一のサボワ地方産シードル、どうしてこれが我が家の酒蔵に眠っていたのかは謎ですが、これが本当においしくて、クレープに合う、合う。これからは、いつクレープを焼いてくれてもいいように買い置きしておかなくっちゃ。


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