【3歳7ヶ月】
2月に入りましたね。カレンダーを1枚、めくりましょう・・・
日本の家庭には必ずと言っていいほどあるのにフランス家庭にはそうそう無いもの、それは、「時計とティッシュペーパーとカレンダーだ!」と、約1ヶ月フランス滞在した実父が断言しました。ハハハ、そうかもね? そして、ご丁寧にも、私が一時帰国の際に新聞屋のサービスカレンダーを持たせてくれました。
あのー、お父さーん、フランスの家に時計がないのは、安らぐ家で時間に追われたくないから(だからフランス人は平気で遅刻してくる)、ティッシュペーパーがないのは、異常に高いから(キッチンペーパーの方がコスパがいいから、これで鼻もかんじゃう)、カレンダーは、インテリアの邪魔になるから(そもそも、日本のように何種類ものカレンダーが店頭をにぎわす年末の風物詩のようなもの、見たことないなあ)、と主人は言ってますよー。
それでも今年から、我が家にカレンダーが登場したわけですが、これを無駄にする理由はない、幼稚園で毎朝やっているという「今日は何日?何曜日?」を自宅でも実践することにしました。
幼稚園のものはカレンダーではなく、横に細長い紙に1から31までの数字が手書きで書かれているもので、それが教室の前面に貼られています。先生が毎朝、「今日はココよ( On est là. )」と数字を教えながら○をつけ、昨日に×を書いていきます。その隣りにはクルクル回る円盤状の『曜日カレンダー』が貼られているから、これを1つ回して、やっぱり「今日はココよ( On est là. )」と曜日を教えているようです。そこには円盤状の『月カレンダー』も貼られています。
こうやって、今日は何月何日何曜日なのか、給食があるとかないとか、明日は学校がお休みだとか、頭の中に『時間』の概念を作っているのでしょうね。面白そうなのでもっと早くから自宅でも始めたかったのですが、なかなかね~・・・
我が家ではもちろん、実父寄贈の石塚新聞店カレンダーを利用。トイレトレーニングで使用していた「がんばったねシール」のあまりを、学校お休みの日に貼らせてみました。
シールを見ては「お休みね」と言い始めたあたり、「これは良い!」と思っていたところ、次第に双子の間でどっちが今日の○を付けるかでケンカが勃発・・・やっぱりね…。
「お父さーん、もう1コ送って!」ってわけにもいかず、インターネットから無料カレンダーを印刷してきました。2枚分。同じものを持たせないとケンカになるから。
印刷したものは、わざわざ日本のものを選びました。見本にする石塚新聞店カレンダーと同じく、週始めが日曜のものを必要としたからです。そう、フランスでは1週間の始まりを、月曜と考えます。さらには、フランスのカレンダー、元旦の週から週単位で数字が連番でふられていまして、例えば2月1日の今日は、第5週となっています。会社などで会議日程や締切など間違えないよう、「第5週の水曜日」と確認する時に便利です。
では、ママンが見本を~と、2月に学校お休みシールを貼ってみれば、ちょっとー、冬休みに入るから10日しか学校ないよ!
つい先日にクリスマス休暇があけたばかりだと言うのに、もうまた2週間の冬休み・・・とことん遊んで暮らす国だわね、フランスは。
最近では娘が、1から10まで日本語で言えるようになりました。「しめしめ、数字を勝手に覚えてくれたぞ」とママンは喜んでいたのですが、シールを貼らせる際に数字を読みあげて貼らせてみたら、どうやら数字が読めるわけではなかったらしい! 「ご」と言えるのに、「5」は探せないのです。念仏のように順番に言えるだけだった、ってことが判明しました…。
数字を覚えて、曜日を覚えて、月を覚えて・・・ふぅ~、カレンダー1つ読めるようになるだけでも、ものすごく頭を使うことだったんですね。
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