【4歳3ヶ月】
シャモニへ帰ってきた夜、中秋の名月でした。それでも満月はすぐ出て来ず、遅くまで待ってようやく出てきた、おぼろ月。日本ではススキを飾って、お団子を作りますね。「あー、お団子が食べたい!」と我が双子。昨年の一時帰国時に覚えてしまった団子の味が忘れられなくて、大騒ぎですよ。「海外で和菓子」とか、ホント無理だから…。
しかし今回、キャバレールでは「ラーメン」をよく食べました! ラーメンってもう、「和食」って言ってもいいですよね?
和食もユネスコ無形文化遺産に登録されましたしね。海外でもラーメンが売ってるんだ、と思うでしょ? チッチッチッ、つ・く・る・ん・で・す! カレーライスだってカレールーはないからカレー粉から作る、シチューもブールマニエから作る、餃子の皮も小麦粉から作る・・・決して料理好きなママンではありませんが、食欲には勝てません! 今年の夏、日本人の友人から技を伝授してもらいました。もう、早く教えてくれよ!
ラーメンを作るにあたって、具は冷蔵庫のあり合わせ、スープはチキンブイヨンで良いんですが、中華麺がネックなんです。それで、大事な材料がコレ。まずは「パスタ麺」。スパゲティも、太めのリンギーニも試しましたけど、一番ラーメンに近くなるなと思ったのが、極細の「カッペリーニ」です。ツルツルってやった時の食感が一番、ラーメンぽかった。まあ、これは、お好みです。
そして、パスタを中華麺にかえる魔法の粉! この真っ白な、空港の税関で所持していたら絶対に怪しまれそうな、この粉、いったい何だと思います? 重曹( Bicarbonate de sodium )ですよー。「重曹って掃除に使うものじゃないの!?」と思うかもしれませんが、フランスでは昔からベーキングパウダーの代わりとしてお菓子作りなどに使われています。重曹は薬局で買えるのですが、今回初めてふと疑問になり、薬剤師の主人に聞いてみましたら、疲労回復など薬用で使う人も多いんですって!
麺のゆで方はパスタの要領で。大き目の鍋にたっぷりのお湯、塩と一緒に、同量の重曹を入れて麺をゆでます。ぜーったいに、いつもより大きい鍋を用意してくださいね。なぜなら・・・
いきなり膨れ上がってきます! これが楽しくて、双子がラーメンばかり作りたがる…。
指定時間よりちょっと長めにゆでるが良し、さらには、パスタでは考えられないんですけど、お湯から上げたら蕎麦のようにしっかりもみ洗いします。そうしないと、臭いよ(ナトリウムだからプールの臭いって言えばいいかなあ…)。
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