【2歳11ヶ月】
南仏キャバレールの家へ来ています。今回の突然の来訪は、家の一部を修理してもらっているのですが、その進捗状況偵察のため。
我が家の外のテラスには、キッチンとは別にもう一つ、小さなキチネットが付いていて、外でバーベキューの際や、臭いがでる魚を下ろしたりする時にとても便利なのですが、これが老朽化。そこで、夏の別荘貸し出しシーズンが始まる前に、そこの修理をお願いしてから1ヶ月・・・遅々として進みません!
「簡単な工事なので、すぐに終わりますよ!」と言っておきながら、家主が居ないと分かれば来なくなってしまって、やりかけのまま放置。この滞在1週間の間に完成させようと何度も何度も電話を入れれば、「同じ色のタイルが見つからないので…」と変な言い訳。
とにかく主人は根気よく、電話でお願いし続けます。こういう時、怒鳴ってはダメなんですって。ヘソを曲げれば、「お宅の仕事は受けません!」と途中放棄もありえるからです。じゃあ、他の業者を探せば~と考えても、横つながりが強いから、他所の土地からお金をかけて連れてこなくてはいけなくなってしまう…。このプロバンス地方で“信頼ある”工事関係者を探すのは本当に大変です。業者はポルトガル人が多いので、まずはフランス語が通じる人を探すところから始まり、家の鍵を預けてしまうので家主不在の間に寝泊まりしていないか隣人へ見張りをお願いしたり、時おり抜き打ちでチェックをしたり。そして完成して、お金を払う段階になっても、まだまだ気が抜けません。お隣のお隣さん、大がかりなテラスの工事をお願いして、工事がずさんなので何度も『やり直し宣告』を出したら、『工期延長に伴う人ク代』を追加請求され、挙げ句に小切手で支払えば、不正に数字を書き足され…。「40000ユーロ」と切った小切手が、銀行で換金される時には「140000ユーロ」と「1」が書き足されていて、たまたま仕事の出来る行員が巨額ゆえに隣人へ確認の電話を入れてくれたおかげで不正が発覚したとか。
業者さん、明日来てくれるって。約束の時間にはまず、来ないだろうなあ・・・シャモニの人も15分ぐらいは平気で遅刻してくるけど、南仏では1時間遅刻は覚悟しないと、なんだよなあ。
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