Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

フランス人のしつけ

2014-11-09 | 生後16ヶ月

主人の古くからの友人ファミリーを訪ねました。14歳のルイーズちゃん、12歳のポールくん、10歳のノエミちゃんがレゴのおもちゃを用意して、双子を温かく迎えてくれたのですが、意外にも息子の方が、泣かずに輪の中に入っていました。これぞ、保育園効果ではないでしょうか!そして意外にも娘の方が、ママンにべったりで離れません。保育園への送り迎えで激しく泣くのは、いつも息子の方なんですけどね。先生が言うように、日中はこうやって楽しく過ごしているんだろうなあ。

こちらのお宅で昼食をご馳走になりました。3人のお子さんたちも一緒に食卓を囲みます。フランスで食事に招かれて、私の幼少時代のように子供が別部屋だったことはなく、これってすごいなって思うんです。こうやってテーブルマナー、会話の仕方を学んでいくのでしょうか。それでも、食事の途中から、大人の長話しに付き合いきれなくなったポールくんがタブレットで遊びだしました。そうしたら、お母さんは怒ってタブレットを取り上げ、すると、ポールくんは逆切れして部屋へこもってしまい、まあ、日本でも普通にあるような日常が展開されたわけなんですど、それでも、私がフランスでいつも感心するのは、子供の礼儀正しさです。私たちが帰る時にはちゃんと部屋から出てきて、全員で玄関まで見送りしてくれました。食事中も、大人の会話に自ら口をはさむことはありませんし、食事をせかすようなこともしません。お茶に立ち寄っただけでも、「ちょっと話しかけにくいなあ」という出で立ちのティーンエイジャーの子でさえ、挨拶には顔を出してくれるんです。

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フランスでワーキングホリデー~2004年11月9日~

CUEFのカトリーヌ先生に紹介してもらって、日本語教室を開く日本人女性の授業を見学させてもらった。まず驚いたのは、日本語教師は日本語を教えるだけじゃないこと。ちょうど訪ねた時の生徒、マリーさんはお習字を習っていた。マリーさんは日本語は習っていないけど、お習字だけ習いに来ている漢字好き。そして、この日本語教室の先生の提案で今度、私の茶道のお点前を披露することになった。着物の着付けも簡単でいいから教えてほしいと言う。芸は身を助くとは正にこのこと。自分の存在を必要としてくれる場ができたことに、心から嬉しく思う。



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