Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

幼稚園見学会

2016-05-20 | 生後34ヶ月

【2歳10ヶ月】
今年の9月から進学する幼稚園( Ecole maternelle )で、見学会( Portes ouvertes )が開かれました。これは、普段はいれない学校での生活を親御さんへ紹介するオープン・キャンパスのようなものです。公立校なのにそういったものがあるなんて・・・日本でもありますか?

学校近くへ車を停めたところから、私はちょっと考えこみました。今の保育園には目の前に大きな無料駐車場が設けられていて、我が双子がまだ歩けなくてオンブに抱っこで登園していた頃は、ずいぶん助かりました。でも、今度の幼稚園は街中にあり、門前に駐車するスペースもなく、近くのパーキングは全て有料で、そこへ来て、幼稚園の開門は8時20分から40分まで、時間を過ぎれば施錠されてしまうというのだから、まだ足取りがフラフラしている双子を連れての通園、これは親も試練ですよー。


幼稚園では、複数の先生が交代で園内を案内してくれました。教室の他にも、体操ルームから学生食堂まで! フランスの幼稚園児は、「教室でお弁当」ではなく、「学食で定食」を食べるわけなんですよ~。ここにも専門のお世話係りがいて、まだグッチャグッチャでしか食べられない我が子を助けてくれます。
幼稚園の廊下には、絵の具や色紙でデザインされたクラスメートの顔写真や、授業で作ったと思われる作品が一面に貼られています。日本だったらロッカーであろうところの個人の所有物置き場は、コート掛けがあり、その上にプラスチックカゴが置かれていました。カゴの中には「上履き」が・・・これも入園前に用意する物の一つです。体育の時間に履きかえられるよう準備するのですが、日本だったら、何となく真っ白な前ゴムの上履きのイメージが誰にもあって、一様に同じような物がそろいそうなところですが、もう色も形も様々。いったい、どんな上履きがこの幼稚園生活に合っているのか、全く参考にならないぐらい。


教室内はさらに多色で、オバチャンは目がチカチカしましたよ。壁に天井に子供の作品が飾られ、あっちには組み立てるおもちゃ、こっちにはパズルと、教材がコーナーで分けられて見える化されて置いてありました。うーん、集団生活を育むというよりは、個人の能力を引き延ばすと言った印象を持ったのは、私だけかなあ?


昼寝ルームも見せてもらいました。年少クラスのみ、13時から15時ぐらいで昼寝時間が設けられていて、「シーツ」を準備するように言われています。「サイズは?」「どんな風に寝かせるの?」と疑問がありましたが、薄手の寝袋を使っている子がほとんど。お腹がはだける心配はないだろうけど、夏は暑くないのかなあ? あれは、どこに売っているのでしょう? 家はおねしょの心配があるから、別々に洗えるシーツと掛け布団を用意しようかな・・・


まあ、こんなそんなで9月から我が双子、新しい生活が始まります。って、パンツにお漏らししている限り、受け入れてもらえないんですけどね。ハハハ



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