Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

フランスの幼稚園~音楽会~

2017-05-19 | 3歳

【3歳10ヶ月】
昨日は曇天だったから、トレラン練習日でした。曇りの日って、景色は望めないけれど、バテないからランニング日和なんです。標高2152mのベラシャ小屋( Refuge de Bellachat )へ向かって登っていく途中・・・


ブクタン( Bouquetin )ですよ! 英語でアイベックス、ドイツ語でシュタインボックと呼ばれる、アレです。こんなに至近距離で、逃げないのね・・・あっ、こっち見た!


あーあー、近くにいた家族を守っていたようです。赤ちゃんも一緒でしたよ。


さて、今日は我が双子が通う幼稚園の音楽会でした。ママンはもう、今日という日を楽しみにしていたんですよ。まず、選曲が素晴らしい。双子がバカンス中も繰り返し歌って練習(?)していたから知る由となったのですが、『オン・ネクリ・スル・レ・ミュール( On écrit sur les murs )』と言う、ユニセフのキャンペーンソングです。この歌をうたっているのも、「キッズ・ユナイテッド( Kids United )」というフランスの子供たち6人で結成されたグループで、とてもかわいらしいのに、あの歌唱力!
それから、もう一つ、私たち夫婦のテンションを上げていたのは、我が双子の日本の従弟・ハチベエくんのお遊戯会のビデオを見せてもらったことがあるからです。幼児の今しかない愛らしさを最大限に堪能できるスペクタクル(公演)が見れるとあっては、主人も仕事を休んだ!
ところがですね、はっきり言いましょう、ガッカリでした。幼稚園の年少も年中も年長も、一緒にステージに上がるのです。歌うのは順番なのに。さらには、他所の小学校の低学年の子たちも交じります。なぜ? そうなるとステージはいっぱいで、必然的にチビな年少クラスは段下へ配置されることとなり、観客側の親からは見えない…。「次は、〇〇クラスによる××を歌います」という司会進行があるわけでもないから、決して“協調性”が得意とは言い難いフランスの子たち、メロディーは聞こえてくるけれど、何を歌っているのかよく分かりませんでした。衣装もさ、「年少クラスは、上を黄色いTシャツで、下を青いパンツでそろえること」としてあるので、ママンは必死に探し回ってようやく見つけたと思いきや、えーとー、黄色っていうのは、オレンジも黄緑も大きな一くくりで黄色系と言っていい訳ね・・・って具合で。あの日本のお遊戯会の満足なる仕上がりは、これ日本独特の文化だったのだと再認識した次第です。
まあ、歌った本人たちは満足しているようなので、良しとしなければ。我が双子も、初めて(!)人から拍手をもらえたことが嬉しかったようで、夕ご飯時はそのことばかり話していました。そして、これまでの流れ通りだと、この音楽会も3年に1回の催しだそうで、つまり在園時に1回だけ体験するものらしく、もう次はないのかと思うと、「子供たちが満足しているのなら、それで成功だ!」と思うことにしました。


おまけネタですが、会場となった体育館ホールでは、PTA会による飲食が販売されていました。もうフランスに慣れてきた私は驚くこともありませんが、ママンはビール(!)を、パパは赤ワイン(!)を注文。子供の学校行事ですが、アルコールが出てきます。ハハハ
そしてさらに、日本の幼児育児中のママン達を震え上がらせるお菓子、それがコチラ。グミキャンディー串という、こんなに毒々し色のグミを、5つも6つも、焼き鳥を食べるかのように次から次へと口に運んでしまえるこのお菓子は、こういう人が集まる時のお祭り菓子として定番です。友達みんなが食べているので、我が家も「食べたい!」と言われて阻止できなかった…。


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