Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

庭木の伐採

2016-08-10 | フランス小ネタ

【3歳1ヶ月】
保育園も残すところ後2週間、我が双子がようやく、工作らしい工作を持ち帰ってきましたよ。鳥型に切り抜かれた厚紙へクレヨンで色を塗り、そしてその胴囲には、薄紙を屏風折りにして広げたものを羽根に見立ててホッチキスで留めてあります。ハサミも糊も使っていない簡単なものなんですけど、それでもこれは、先生が大奮闘されたことでしょう。本人たちも仕上がりに大満足なようで、娘の鳥なんて、可愛がり過ぎて羽根がすでにボロボロ…。
時に、金銀の吹流しを置いた窓辺、あれから鳥がぶつかることもなくなりました。これは「効果があった!」と言えるのでしょうか!?


それから、その窓辺に生えていた木も、とうとう切りました。これは業者さんに頼みました。そもそも、我が家には大木が生えていて、3階建ての家の高さをゆうに超える高さもあるものだから、周囲から竜巻を心配されていたんです。数年前にもこの周辺、5軒もの家が竜巻で庭の木が倒れて屋根が倒壊しているとか。秋になって繁忙期が過ぎたら庭の木の伐採方法を考えるか~と思っていたところに、植木屋が飛び込みでセールスに来たので、今日決めて明日切る、といった運びになったのです。


伐採が決まった日の晩、切ってしまう木にお清めの塩を。ほんと好きなんですよ、家のフランス人、日本の“しきたり”とか重要視するの…。
我が双子にも、「この木は明日バイバイよ~」と教えます。


大木にも、なむなむと拝んでいます。
ちなみに、こんなに明るいですがすでに夜8時、双子はパジャマを着ています。どうして上下バラバラのものを着ているかというと、お風呂上りに「必要な衣類を自分でタンスから選んでくる」を実践させているからです。保育園へ行く服はさすがにママンが目を光らせないとトンデモナイ格好になるので、パジャマぐらいは自由に。


そしてとうとう、木が伐採されました。私、昔みた漫画「トムとジェリー」の影響か、木の下で斧をふるって「カーン、カーン、カーン、カーン、倒れるぞ~!」を想像していたんですけど、伐採方法はまったく違いました。まず、斧のような手動ではなくチェーンソー、それから、庭木のような倒せる範囲が限られている時は、下から一気に切らないそうです。業者のお兄さん、チェーンソー持って猿のように木へ登り、上から一枝ごと切り落としていきます。方角的に家に落ちてくるな…とかの場合は、その枝にロープをくくりつけ、もう一人が下でロープを引いて落ちる方向をコントロールします。実はこの方法、素人が伐採する際にも有効なんだそうです。


低木がなくなっても何ら変化をあたえませんでしたけど、さすがに大木がなくなると、見える景色が違います。「あ~、家からレム(という名の山)が見えていたんだ…」と言った具合。それはご近所さんにも影響を与えるわけで、ご近所さんから一言、「あの木を切ってくれたお陰で、夕方まで家に日が入るようになったわ~」と。そう言えば、引っ越してきたばかりの時にお向かいさんから、「自分の庭で木を植えるも切り取るも自由だけど、日照のこと、目隠し的存在、時に近所に迷惑をかけることもあるから、慎重にね。」と助言されたことを思い出しました。

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