日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

なぜこの時期に昭和天皇の『靖国発言メモ』がでてきたのだろう?

2006-07-20 17:13:03 | 社会・政治
昭和天皇「私はあれ以来参拝していない」 A級戦犯合祀 (朝日新聞) - goo ニュース

お昼のNHKニュースで、昭和天皇がなぜ靖国神社への参拝をされなくなったのか、そのご発言を記した『富田メモ』の内容が紹介されていた。もちろん新聞各社もそれを夕刊で報じた。

《【北京19日傍示文昭】中国を訪れている日本遺族会会長の古賀誠・自民党元幹事長は19日、北京で中国共産党対外連絡部の王家瑞部長と会談し、日中関係冷却化の最大の要因となっている靖国神社問題について意見を交換した。王部長は、古賀氏が提唱しているA級戦犯の分祀(ぶんし)論について「注目し、期待しており、日本国内で受け入れられるのであれば良い方向だ」と述べ、期待感を表明した。》(西日本新聞)のニュースが報じられた、その直後である。

なぜこの時期に『富田メモ』がタイミング良くマスメディアに登場したのか、その経緯をこそ私は知りたい。この経緯を調べて報道するマスメディアこそ『国民の知る権利』を真剣に考え行動する真のプロというものだ。

『靖国神社問題』に関してこれまで私が考えてきたことを、その都度このブログに書き連ねてきた。それを時間順に並べたのが下のリストである。そして辿り着いた私なりの結論は⑦に述べている。その要点は『A級戦犯の分祀』である。しかしこの問題は、これまで日本人が避けてきたことであるが、日本を敗戦に陥れた『戦争責任者の断罪』を避けて通るわけにはいかないであろう。われわれ日本人の正しい歴史認識にも通じる道である。



①私の『靖国神社』問題 ― 知らないことだらけ

②私の『靖国神社』問題 ― 英霊は納得しているのか

③天皇、皇后両陛下のサイパン島ご訪問と私の私の『靖国神社』問題

④私の『靖国神社』問題 ― 『A級戦犯』を『犯罪人』とは思えないが・・・

⑤私の『靖国神社』問題 ― 東条英機元首相の心の内は?

⑥私の『靖国神社』問題 ― 天皇陛下にお伺いするしか・・

⑦私の『靖国神社』問題 - 後藤田正晴さんと多くの共通点

⑧首相なんぞお呼びでない靖国神社

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