日々是好日

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首相なんぞお呼びでない靖国神社

2006-06-28 16:56:24 | 社会・政治
「何回行こうが問題ない」 小泉首相、靖国神社参拝で (朝日新聞) - goo ニュース

またもや小泉首相の予期される靖国参拝をめぐってマスメディアが姦しい。朝日のこの夕刊記事に加えて「窓 論説委員室から」の欄でもこの問題を論じている。

小泉首相の靖国参拝を争点化したのが首相はマスコミだといい、マスコミは首相だという。そういうやり取りで両者がじゃれ合っているのは、肝心要の問題点をお互いが隠したいからだろうか、と私には思えるのである。

明治・大正の時代はいざ知らず、昭和のさる大戦で軍人・兵士は「天皇陛下万歳」と叫び名誉の戦死を遂げたのである。「総理大臣閣下万歳」と叫んだ軍人・兵士が一人でもいただろうか。

靖国神社には天皇陛下がお参りしていただかないといけない。首相なんて英霊はお呼びではない。政府がなすべきことは天皇陛下のご参拝を妨げている障害を取り除くことである。それを怠り自分がしゃしゃり出ることでお茶を濁す小泉首相は、NHKの大河ドラマに描かれた信長ではないが、天皇に取って代わらんとする「大うつけ者」にも映る。

マスメディアも靖国参拝を小泉首相の公約問題に矮小化すべきではない。

天皇陛下の靖国参拝を妨げているのは、一部の旧指導者の合祀であると私は思う。麻生外相も秘策をお持ちとか、私も必ずや解決策はあるものと信じる。この根本的な問題の解決を先送りにしていることでは小泉首相もマスメディアも同罪である。

天皇陛下の靖国参拝が実現した暁には、新たな国立慰霊施設などの設立はまったく不要である。時間も金も全くの無駄遣い、戦争を放棄したわが国に新たな戦没者が生じるはずはないではないか。