日々是好日

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菅総理に残されたのは暫定予算を成立させて衆議院を解散すること

2011-02-20 10:55:15 | 社会・政治
この頃の政治の動きはわけが分からない。あんなこと、こんなことがあったりして、平成23年度の予算案が成立しても、関連法案が国会を通る見込みがないから、予算の執行が止まってしまうということらしい。政治家はどのような方策でこの事態を切り抜けようとしているのだろうか。

私は宮中歌会始 菅第二次改造内閣 The Perfect Stormで、《わが日本国の舵取りをするのは、当面この内閣以外にはないのである。好き嫌いはともかく、この自称「実務協力推進内閣」はなんとか頑張っているなと国民の目に映る実績をとにかく挙げて欲しいものである。》と述べたものの、早くも先行きが危うくなってしまった。しかしもともと菅内閣はなぜ衆議院解散・総選挙をしないのか  追記有りとかリーダーの器でない菅総理と大臣に値しない柳田稔法相というような意見を持っているので、決して菅内閣を積極的に推していたわけでもない。

この時期に及んで菅総理の出来ること、しなければならないことは、暫定予算を成立させて衆議院を解散し、まずは国民に政権の選択を丸投げすることであろう。民主党のリーダーが誰になるにせよ単独過半数は間違い無く無理であろう。民主党に火中の栗を拾う次のリーダーが現れてもよいが、菅総理が昨日、一体改革実行前に「必ず選挙行う」と言ったことでもあり、税と社会保障の一体改革の骨子を前面に出して選挙戦に臨む体勢を組むのもよかろう。

解散前提の暫定予算成立にことさら反対する野党もないだろうから、解散・総選挙は早ければ早いほどよい。統一地方選挙とのかかわりで各党の党利党略が働いて、解散がすぐにとはならないかも知れないが、ここは菅さんの最後っ屁のほうがカードが上である。即刻カードを切るべきである。今の閉塞感さえ打破されれば、後のことはなるようになるものである。菅総理の一刻も早い決断を期待したい。

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