日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

NHK大河ドラマ「龍馬伝」で一弦琴「須磨」が

2010-01-18 13:13:59 | 一弦琴
坂本龍馬の三歳年上の姉、乙女は身長が174cm、体重が112kgの偉丈婦であったという(ウィキペディア)。文武両道の達人で書道・和歌・剣術などを龍馬に教えたのみならず、琴、三味線、舞踊などの芸事にも長けていたそうである。その乙女が一弦琴を門田宇平について習い、それをまた龍馬に教えたという話もあるだけに、今回始まったNHK大河ドラマ「龍馬伝」で一弦琴の演奏されるシーンもあるのではと期待していたが、早くも第三回の昨日そのチャンスが訪れた。龍馬の初恋?の相手、平井加尾が一弦琴を奏でたのである。といっても「須磨」の始めのほんの一さわりで、唄は入らなかった。

加尾の一弦琴の師匠も門田宇平だから乙女と同門で、その流れを汲む一弦琴奏者は高知には大勢いらっしゃる。どなたかが影の奏者を務めたのであろうかと思いつつ、私もこのシーンに触発されて久しぶりに「須磨」を唄った。以前に記した一弦琴「須磨」でこの曲にまつわる話を述べているので、興味をお持ちの方にお目通しいただけたらと思う。

このドラマシーンが切っ掛けになって、一弦琴に興味を持ち、習ってみようかなと思われる方が一人でも多からんことを願う。

追記(1月19日) 平井加尾を演じる広末涼子さんはなんと高知市出身で、一弦琴も先生に稽古をつけていただいたそうである。登場シーンではぜひ一弦琴を!