日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

衆議院は解散・総選挙を 臓器移植法改正案は否決を

2009-07-13 10:12:57 | Weblog
都議会選で民主党が54議席を占めて第一党となり、自民・公明の61議席は非自民・公明の66議席に及ばず過半数割れとなった。共産党が13議席から5議席減らして8議席となったが、場合によってはキャスティングボートを握る要になった。しかし前回同様23議席を維持した公明党が民主党にすり寄っていくと、国政における政界再編のさきがけともなり得るから、これからの都議会の動きに目が離せない。

民主党が13日にも衆院に内閣不信任決議案を、参院に首相問責決議案をそれぞれ提出するのが切っ掛けになって政局が大きく動くことを私は期待する。自民党は国民の審判を受けることなく年替わり首相を出し続けているので、筋としては麻生首相がここで衆議院を解散して総選挙で国民の総意を問うべきである。朝日新聞が今朝の社説「都議選終えて―混沌の出口はただ一つ」で

 逃げずに堂々と国民に信を問う。麻生首相はその初心に立ち返り、解散・総選挙を決断すべきだ。

と主張を明確にしているのはよい。今更自民党の中の動きをあれやこれやと報じられても国民の多くと同じく、私は何の関心もない。自分の意志を表せる機会をただただ待ち望んでいるのである。

一方、今日の参議院本会議で臓器移植法の三つの改正案が採決されようとしている。「自分の身体は自分のもの」という自然のことわりを基本理念としないA案が否決されることを心から願っている。そしてあらためて衆議院での審議は必要とされる事態になったとしても、その時はすでに衆議院が解散でなくなってしまっておれば言うことはない。現行法で十分と私は考えているからである。私の考えは臓器移植法改正が必要? 自分の身体は誰のものなのか臓器移植法改正問題 子供の臓器移植 「あきらめ」もで述べているので、お目通しいただけると有難い。ちなみに、キーワードにもよるのだが、今朝のGoogle検索で前者は1200万件のトップに出てくる。これが国民の総意の反映というわけにはいかないのだろうか。




追加(13日午後1時20分) ネット上で「臓器移植法改正で、子どもからの提供にも道を開くA案が参院で可決、成立」と速報が流れている。いやはや。