日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

ぼたん寺のぼたんと一弦琴の「牡丹」

2009-04-29 20:45:38 | 一弦琴
一昨年だったか紅葉の頃に光明寺を訪れたついでにぼたん寺として知られる乙訓寺にも足を伸ばしたが、季節はずれとあって境内は荒涼とした趣であった。その牡丹の季節になったので出かけようと思ったが、先週の土曜日から月曜日にかけて天候が荒れたので家でむずむずしていた。昨日になってようやく朝から晴れ模様だったので、これなら大丈夫と傘を持たずに家を出た。

長岡京市環境協会のイラストマップの説明に「春には奈良の長谷寺から贈られた2株の牡丹が今や2000株を超え、色とりどりの大輪の花を咲かせます」とあったが、文字どおり色とりどりの大輪の花が繚乱と咲き乱れていた。






私が牡丹にこだわったのは理由がある。一弦琴「牡丹」を久しぶりに奏でることにしたからである。しかし牡丹の風情とは比べるべきところまでは道遙かである。

パラパラと雨が降り出した。しばらく雨宿りをしているうちに空が明るくなったのでとりあえず駅の方に戻ることにした。ところが駅前辺りで雨が急に激しく降り出したので、目についたレストランに飛び込み、雨宿りをかねて昼食を摂った。小1時間は経っただろうか、雨上がりを縫って長岡天満宮の霧島ツツジを楽しみ、さらには雨宿りを繰り返しながら勝竜寺公園まで行ったのに残念ながら火曜日が定休日であった。