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日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

ライブドアを強制捜査 『タイムラグ』の怪

2006-01-16 23:31:11 | 社会・政治
ライブドアを強制捜査、関連会社が虚偽公表で株価操作か (朝日新聞) - goo ニュース

どのテレビ局もこのニュースを大きく報道している。ホリエモン氏が関わっているとあってマスメディアは大はしゃぎである。

容疑は《「ライブドア」の関連会社が虚偽の事実を公表して株価をつり上げた》とのこと、これが《偽計取引、風説の流布》ということで証券取引法に違反するらしい。

このようなことが起こったのは2004年10月から11月にかけて、丸一年も前のことである。この取引が行われた時点で何故証券取引等監視委員会が『不正』に気付かずに、今頃になってこの問題が顕在化したのか、これは誰しも抱く疑問であろう。

証券取引等監視委員会の機能、権限などについて私には何の知識もないが、『名は体を表す』でこの委員会の役割などを勝手に想像するのであるが、何か問題があれば当然関係者から事情を聴取する権限はあるだろうし、不正があれば罰則を科すのではなかろうか。ホリエモン氏に対して既に事情聴取を行ってきたのであろうか。

現在までの報道では証券取引等監視委員会のこれまでの動きが一切伝わってこない。これも『耐震強度偽装』事件で怠慢・無能ぶりが明らかになった『確認検査機関』同様の冬眠委員会なのだろうか。『不正』の発生した時点では気がつかず、かなり後になってようやく『たれ込みもしくは風説の流布』で始めて問題に気付いたのだろうか。それでは『監視委員会』の看板が泣く。

マスメディアに問われるのはそのあたりの事情を明らかにすることで、明朝のニュースで伝えて欲しいものである。