「虚庵居士のお遊び」

和歌・エッセー・フォート 心のときめきを

「にほいたつかな」

2006-01-10 20:27:17 | 和歌

 朝日に輝く木の葉は、清々しい冬の朝の贈り物であるが、南天の葉が陽に透けて、えも言われぬ襲色目(かさねいろめ)を創りだして、虚庵氏夫妻を愉しませてくれた。虚庵氏の拙い撮影技術では、その美しさを写し取れないのが残念であるが、南天の「襲色目」のお裾分けをお届けする。

  
 

  

             朝の陽に透けるひとひら殊更に

             にほひたつかな 南天の葉は



             雅なる世にあらましば愉しまむ

             この色合いの襲色目を



             色白のおみなごなりせば璃華ちゃんに

             着せばや白にこの色柄ドレスを