「虚庵居士のお遊び」

和歌・エッセー・フォート 心のときめきを

「にほいたつかな」

2006-01-10 20:27:17 | 和歌

 朝日に輝く木の葉は、清々しい冬の朝の贈り物であるが、南天の葉が陽に透けて、えも言われぬ襲色目(かさねいろめ)を創りだして、虚庵氏夫妻を愉しませてくれた。虚庵氏の拙い撮影技術では、その美しさを写し取れないのが残念であるが、南天の「襲色目」のお裾分けをお届けする。

  
 

  

             朝の陽に透けるひとひら殊更に

             にほひたつかな 南天の葉は



             雅なる世にあらましば愉しまむ

             この色合いの襲色目を



             色白のおみなごなりせば璃華ちゃんに

             着せばや白にこの色柄ドレスを





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5 コメント

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ご挨拶が遅れまして。 (十六夜)
2006-01-10 23:42:11
本年も宜しくお願いいたします。

美しい色ですね。

『朝の陽に透けるひとひら殊更に にほひたつかな 南天の葉は』

この歌が好きです。

これからも寄らせていただきたいと思います。

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バックが (漫遊)
2006-01-11 01:44:51
住宅でなければ素晴らしい絵になってましたね・・ないものねだりですみません。
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十六夜 さま (虚庵)
2006-01-12 00:12:19
本格的に歌の修業をなさっている若くて素晴らしい感性の持ち主、十六夜さまに、「朝の陽の」歌が気に入って頂けて、虚庵居士は有頂天デス。
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まこと 残念です (虚庵)
2006-01-12 00:36:33
絵の大家、漫遊様のご指摘の通りです。せめて窓の位置をずらしたかったのですが・・・。



  ひとひらの 匂い立つさま写し取る

  絵心なきを悔やまるるかな



  筆とりて美しきもの写しとる

  わざ持つ人に憧れいだきぬ



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すみません!! (漫遊)
2006-01-12 22:02:17
おそれおおいです!!



穴があったら入りたいとはこのことで・・

拙いコメントにこのように素晴らしい歌で返されると

恥かしさと嬉しさが入り混じってどうしていいのか

わからなくなります!!
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