くらしデザインスタジオ@楽(^^)

住まいや街など、様々な暮らしの提案やサポートをする中で、なんとなく気になったこと…!?イロイロです。

リソグラフに今さら

2016-07-27 | 色々なモノ

今年は、ノイエhttp://blog.goo.ne.jp/neue-blogでミニコミ誌「ばり研通信」の印刷作業をしたりしてます。人生でほぼ初めて理想科学工業の「リソグラフ」http://www.riso.co.jp/product/risograph/を使っているのですが、広く使われている機器なので、今さらながら、よくできているなと感心してます。

PCから印刷もできる機種ですが、誌面サイズとPC上でのアプリ作業環境の都合で、一度別なレーザープリンターで印刷した紙原稿を読み取って印刷しています。なので、原稿置いて製版して印刷してという作業は、スタートボタンを押すだけで終わってしまいます。頭の中に、昔のガリ版印刷の発展型…という意識があるので、手順が少なくて心配になるくらいです…。

インクがなくなれば機械から交換を要求してきますし、インクなどの消耗品の交換やマスターの排出の廃棄なども、機械が促してくれますし、作業自体も非常に簡単で、レーザー複合機などの複雑な機構と比べてはいけないのかもですが、メンテ含めた操作性がとても熟成整理されている印象です。

一方で、紙送りや受けトレーなどは、とてもアナログな調整やノウハウで見事にチューニングされている感じがイイです。これら全体の設計がとても良いので、抜群の安定感に感心してしまいます。厚みのある封筒などを刷ってる時は多少送りの失敗もありますが、紙への印刷であれば、何種類かの紙を使っていても、ほぼ指定枚数をミスることがないんですね。