7年半ほど東芝のGR-A43Fという冷蔵庫http://www.toshiba.co.jp/living/refrigerators/gr_a43f/index_j.htmを使っているのですが、少し前の湿度が高くなった頃から、床に水が漏れてくるようになってました。写真は、拭いた後ですが、この足の周辺に20cm四方くらいの水たまりができていました。一昨年くらいから、夏場少し漏れてくることがあったのですが、冷凍庫の氷を除去したりの対処で漏れなくなっていたのでそのまま使ってきましたが、今年はちょっと量が多く東芝サービスへ点検依頼をしました。
原因は、野菜室奥にある、霜の解凍水受けから、蒸発させるパンへその水を落とすためのドレンパイプ口が凍結して、水が落ちなくなったためでした。そのため、野菜室の底に水が溜まったり、あふれた水が冷凍室へ入って氷の塊になったり、断熱材の隙間を通って壁内から床へ落ちたり、していたようです。写真は、凍結を解かしてもらった後ですが、この網目の向こうは氷で真っ白に固まってました…。
凍結自体は、一昨年くらいからしていたようですが、冷蔵庫内に特に過剰な湿気が入り込まなければ、漏れ流れるほどにならないようで、さほど問題になっていなかったようです。ですが今年は、とても湿度の高い日が続き、その時に、長く野菜室などを開けている時間があり、一気に凍結が進んだ感じです。
凍結してしまうのは、冷蔵庫で最も電気を消費する凍結防止ヒーターの通電を、必要最小限に抑える省エネ仕様にあるそうです。なので故障ではないのですが、スチームで凍結を解かしてもらい、対策として冷蔵庫裏にある基盤に、ヒーターの通電を増やすバイパス線?を付けてもらいました。部品自体はただの電線なのですが、出張費と技術料でそれなりにかかるのはしょうがないですかね。
冷蔵庫内に湿気が入り込む原因に、半ドアに気づいていないこともあるようです。冷蔵庫のドアやレールには引き寄せバネが付いているのですが、スライドドアの野菜室で中を拭いた時に、そのバネを効かないように動かしたのに気付かずそのまま使うと、ドアの跳ね返りで半ドアになりやすくなります。
写真は、この冷蔵庫の野菜室のスライドレールに付いている引き寄せバネです。ステンレスレールの下の横向きJ型の溝が付いた白い部品です。その溝の突起が、ドアを開けた時に写真の位置にあれば、閉めた時に引き寄せが効くのですが、突起に触れて開いている時に突起がバネで奥に行ってしまうと、閉めた時に引き寄せが効かなくなってしまいます。