E17口金の一般向けLED電球も、明るさが全光束760lmの製品が、かなり出回るようになってきました。E26口金のLED電球と比べると二まわりくらいサイズが小さく、基盤や放熱のスペースが限られるので、明るさのあるE17LED電球の製品化が難しかったのかなと思います。
これまでの500lm前後の製品と比べるとかなり明るくなり、60W電球相当の明るさが得られるようになったようです。さらに、E17でも広配光のタイプが出てきて、どれくらいのモノなのか見たくなり、少し前に試しに買ってみました。
各社から760lm製品は出てるのですが、型番みてもおそらく中身はほぼ同じ製品な気がします。なので、その中では価格の安いアイリスオーヤマブランドのLDA8L-G-E17-5T2ですが、現在はさらに型番が新しくなて末尾が-6T2になって、価格も税込み2,000円前後のようです。
左がそのLED電球で、右は置き換え対象の例となる、電球形蛍光灯のパルックボールプレミアD15形(電球60W形相当)です。大きさの比較対象がないので分かりずらいですが、パルックボールプレミアは長さ102mm×外径42mmで電球よりは小さいのですが、LED電球はさらに小さく長さ74mm×外径38mmです。ちなみに、パルックボールプレミアは今月で全製品が?生産終了となり、在庫分のみになったようです。
ウチでは、天井に裸電球のように使っている箇所があるで、そのまま単純に明るさや光りの方向を比較できます。で、6.5年経過のパルックボールプレミア(全光束780lm)と比較した印象は、さすがに新しいLED電球の方が明るいです。照射する範囲もほぼ同じ印象ですが、直下(電球の正面方向)の明るさは、やはりLED電球の方がかなり明るいです。明るくなるまでのタイムラグも無いので、LED電球の方が良い印象です。
あとは、電球の放熱量は、正確には測れないのですが、LED電球の方が少し多そうです。消費電力は、LED電球が7.7Wでパルックボールプレミアが10.0Wなので、2.3Wほど少なくなりそうです。価格は1,000円ほどLED電球の方が高いですが、もう片方は手に入らないので比較の意味はないかもです。