くらしデザインスタジオ@楽(^^)

住まいや街など、様々な暮らしの提案やサポートをする中で、なんとなく気になったこと…!?イロイロです。

子供とJRの工場へ

2005-05-28 | 街のモノ

今日は、子供と2人でJRおおみや鉄道ふれあいフェアへ。
JR東日本大宮総合車両センター(大宮工場の名前が変わったらしい)で年1回の。
親子連れと鉄道が好きそうなお兄さん方であふれかえっている。
工場公開と実演、普段見れない車両の展示、ミニ列車などの乗り物など。
マニア向けの物品販売、家族向けのグッズ販売なども。
私がたまに行くノイエを含め、障害者団体などのパンや授産品の販売も。

E4MAXのミニ新幹線に乗ったり、EF65機関車の運転台に座ったり。
どちらも20分くらいの待ち時間。
状況を説明しとくと、子供は順番を待てるようになっている。去年より進歩。
普段混雑から逃げている父はあーしんど。一応、写真を撮らねば...。
パンタグラフの上げ下げも子供はやらせてもらっていた。
待ってる間に、子供は上げ下げを30回くらい見てたけど飽きないらしい。

左の写真は、2色のEF58機関車の前で。右の写真は、検査中のEF65機関車の前で。
今年は機関車が多い。子供は、電車の方が反応良い。
改造中の205系や、ACトレインの車内とかが楽しいらしい。
3歳児なので漢字読めないけど、行き先表示の「山手線」は「やまのてせん」と言っている。文字の見た目で覚えているのだろう。良く覚えているものである。ちなみに「回送」は「じょうばんせん」と言っていた。
3時間くらいで2人ともへとへとになる。場内非常に広いので、相当歩いたのだろう。
帰り道は、家までママチャリだ...。

2007年秋に、鉄道博物館がこの界隈にオープンするらしい。
これで、小学校の頃にさんざんお世話になった万世橋の交通博物館が閉鎖になるのかな。
ネットで調べてみると、2005年末に閉鎖とあった。

投げ植え苗と畑の草

2005-05-14 | 地元地域の活動

今日は、輪っふるの農業体験の1つ、種もみ蒔きとジャガイモ畑の草刈りへ。
ふたたび、障害者や子供たちまで含めて、みなで協力する体制となる。
輪っふるとは、HPで、http://saitama-toyopet.net/ です。
田んぼや畑などの場所や、様々なものの準備、はては農業や農作物のことを教えてくださる方が鴻巣におられ、その方の作業場と畑にて。もう3シーズン目。
この方は、車イスの方がいかに農作業に関わるかまで考えてくださる...。

上の写真は、「投げ植え」用の稲の苗の種まきをしているところ。
「投げ植え」というのは、水田に入れない方でも田植えができるように、この鴻巣の方が考案された田植えの方法。文字通り田んぼの脇から中へ投げ入れて植える。
そのため5、6本の苗が重しの土といっしょにひとまとまりとなるよう、小分けのポットに種をまいてつくる。写真左がその種まき。それに土を被せて水を撒いているのが右の写真。
今年は、機械植えと同じ田んぼのため水田が浅くなるそうで、そのため背丈の小さい「彩のかがやき」という品種が選ばれてました。


畑の方では、3月に植えたタマネギ畑とジャガイモ畑の草取りと肥料まき。
畑は草というかスギナ?で埋め尽くされるようになっている。
写真左は、草取りが済んだ今日のジャガイモの姿。
そのあと肥料まき。これでおいしさが全然違ってくるらしい。
タマネギの方には白っぽい、粉のようなものを雪のようにまく。写真右が肥料をまかれたタマネギの写真。
ジャガイモの方は、茶色っぽい湿った土のような肥料を根元にまいていた。

家庭菜園とは違って、ある程度の規模があるので、作付けする品種や育てる方法、手入れの方法は本格的。
農作業の大変さだけでなく、天候や品種、肥料の選択、苗床づくりなどデリケートさも感じることができる。
都会育ちには、程よい農業体験。子供や車イス組はどう思ってるのかな。

車イスもオシャレに

2005-05-13 | 地元地域の活動

今日は、午後からガイドヘルパー研修の申し込みがてら、ノイエに寄る。
ノイエのことは、(→”ノイエへおじゃま”)をみていただくとよいかと。
全身性ガイドヘルパーの研修は、市からの指定を受けた民間の研修講座のため、3日間で約3万円かかる。
年度明けでタイミングが悪く、安価な公的な研修は探し出せす。やむなし。

写真は、ノイエのメンバーの方の手動の車イスの写真。
お仕事中に撮らせてもらったので、やや分かりにくいですが、5本スポークが後輪で、黄色い部分がフレーム、座面や背もたれは黒い部分です。
背もたれ部分は小さく、介助者のためのハンドルもついていません。
自分で移動しやすいための車イスなのかな。そこは訪ねたことがないなあ。
車イスを自分で自在に操る障害者の方々と出会うまでは、私も、車イスは基本的には押されて移動するものだと思っていた。
実際には、自分の足(車イス)で、自分の行きたいトコに、自分の行きたいように移動している方々もたくさんいることを知って、そうだよなあと思ったのでした。

ご本人も含め、見た目も非常にスマートにまとまっていると感じる。かっこ良い。
カジュアルとスポーツの中間ぐらいなのかと思う。
身体の一部であり、洋服みたいなものでもあるので、おしゃれに気を使うのは当然だと、だんだん私も思うようになった。
教科書にあるような、いかにも的な車イスだと、つい病人のように見てしまうので、それと比べると周りの人が感じる印象もだいぶ違うと思う。
いってみれば、私も使うメガネと同じで、メガネだって身体の機能の補助具であるけれど、誰も特別なものには思わないし、ファッションの一部になってるし。
車イスなどの色々な補助具も、見慣れてしまえば特に気にならなくなり、その方自身しかみなくなるというのが、関わってしばらく経った頃の印象であります。
また、こういう関係も紹介してきます。まともな写真も撮ります。

林丈二氏に刺激され

2005-05-11 | 本,TV,歌,人物など

これまでに、そのうちブログに載せるといってたものの1つ、林丈二氏を。
林丈二氏を知ったのは10年くらい前。最初は何で見たか覚えてない。
路上観察学会関係だったか、一瞬だけ売られたちくま書房の「頓智」という雑誌だったか。

街で見かける色々なモノや、一昔前のモノなどを様々観察しているような方。
マンホール(ホールカバー?といっている)や狛犬など、第一人者だと思われる。
ただ見るだけでなく、ちょっと変わったテーマや目的を持って動いている。
ちょっとというのが好きで、たいそうなテーマではなく、林さんが単純に興味を持ったことが、私からみると少し視点が新鮮で、ああそうかという感じで共感できる。
メモ魔なのだそうで、ものすごく記録をとり、職業がイラストレーターだったりするので、整理された記録をビジュアルで表現されて、目でも楽しめる。


例えば、写真左の「目玉の散歩ノート」という初期の頃の本の中の例では、写真右の「靴底で集めたヨーロッパ」などがある。
これは、ガラスの小瓶に小石などを詰めて、木製のケースに陳列したもの。
で、小瓶の中身の小石などは、ヨーロッパへ観察旅行へ行った際に、「一日中、街を歩きまわってホテルの部屋に戻る。まず、靴底の溝にはさまった小石をかき出す。もちろん自然にはさまったものだけで、......ともあれ、僕についてきたくてきた小石である。無下には捨てられない。」と。

その他にも、「国分寺消火栓蓋NO.1探索」とか、牛乳パックの「乳牛大集合」とか、「キツネウドンそば油揚の切り方」とか、「おみくじと実生活の関係」とか、「ブロック塀の息抜き穴」の形とか、なつかしい「切符のパンチ屑」とか...。
眺めていると楽しいだけでなく、モノの見方や日頃の動きへの刺激たっぷり。

また良いのは、コレクターでもないし、完璧にやろうという気がなく、力が全く入っていないトコ。
全部揃わなくても、ちょっと忘れて抜けてしまっても、特に気にならないらしいトコ。
出会った分だけ、できた分だけを集めていく感じ。...長くなったので、またそのうちに。

本日は自宅事務所で仕事。日頃の運動不足で、足腰の弱りが常に気になる。
もう少し早起きして、観察歩きを実現しよう。若さがないか...。

ドアクローザー調節

2005-05-08 | 色々なモノ

4、5日前のネタで。アパートの玄関ドアのドアクローザー(写真左)の調整をした。
4月30日のNHKのETV特集で、ドアプロジェクトのことをやっていたのを見て。

ドアプロジェクトは、「「ドア」と名の付くものすべてを対象に,「ドア」に潜む危険と安全化への指針を得ることを目的としたプロジェクト」だそうで、4月20日にブログに載せた失敗学の畑村洋太郎氏が、六本木ヒルズの回転ドア事故をきっかけに、ドア関係を扱う関係各者や計測のプロ、医師などが参加して、世の中のドアの危険度を定量的に測定を試みたプロジェクト。
回転ドアに限らず、ドアを扱うJR東日本や日産自動車、東芝EVなどが参加してた。
3月末に成果報告のシンポジウムがあったらしいが、その時点では、存在を全く知らず。

で、その中で、開き戸、特に重い玄関ドアの危険性をやっていたのに影響されて。
想像の通り、特に危ないのは蝶番のある方で、閉まる時に指を挟むと、ドアの会社の人は、早いスピード閉まるような場合だと指はとれる、と平然と言っていた...。
ウチの玄関ドアはやや重レベルだけど、クローザーなんて調整しないので、結構バタンと閉まるようになっていた。
一応、無茶好きな子供が居るので調整することに。

ウチのクローザーは調整穴が2つ。ここにプラスドライバーを突っ込んで調整する。
右写真はクローザーのアップ。上の方の左右の小さい黒い丸が調整ネジのある穴。
ウチのは、右穴がドア開きの大きい時の閉まりスピード調節で、左穴がドア開きの小さい時の閉まりスピードの調節。
穴の中のネジは、右に回すとゆっくりに、左に回すと速くなる。
で、右穴は中くらいのスピードに、左穴はかなりゆっくりのスピードに調整。急いで閉まることより安全優先セッティングに。ちょうど指が挟まるかどうかぐらいで1回止まるような感じに。

開き戸の蝶番側につけるガードというものが世の中にはあるらしいが、実物はその時テレビで初めて見た。かみさんは、よく行く小児科にあると言ってた。もう少しメジャーな商品になっていても良さそうな気が。
あと、そのETV特集の中で、オーストラリアで子供の事故が最も多いドアは、自動車のドアだそうで、50%くらいを占めていた。電動のスライドドアなどはセンサーが正常である限り危険度は小さいのだそうですが、力を入れて閉めるドアやスライドドアは、安全確認をちゃんとしないといけません。