くらしデザインスタジオ@楽(^^)

住まいや街など、様々な暮らしの提案やサポートをする中で、なんとなく気になったこと…!?イロイロです。

津奈木アートと温泉

2020-02-28 | 街のモノ

先月、大平由香理さんの作品展「海鳴り」を観に、熊本県の津奈木町へ行ってました。展示のあった "つなぎ美術館" 以外も、少し観てまわってました。

上は、アートプロジェクト「つなぎの根っこ」の、津奈木駅の駅舎内にあるのサイン?です。屋外の作品は、年月を経てだいぶ傷んでしまっていますが、駅舎内は比較的良い状態で観ることができました。


駅舎の床には、このような感じに、大きい生き物?のような作品があります。写真より、実物はもっとハッキリ見えて、いい感じの雰囲気を醸し出しています。人が歩く地面なので、ある程度で無くなっていくことが前提なのかと思いますが、また違う「根っこ」が製作できたらいいのかな、と感じます。


駅にいたら、ちょうど、肥薩おれんじ鉄道の「くまモンラッピング列車3号」がやって来ました。見れると楽しいですが、黒と赤の "くまモン" 色?バージョンは、ちょっと地味ですね…。


「達仏」も観に寄りましたが、私は苦手な空間でした…。


その近くに、大量の木材が積まれていました。ズラっとこれだけの本数が並んでいると、都会育ちの私にはとても壮観です。調べると、中山リサイクル産業 という会社の "グリーンパーク津奈木" という施設で、主に木質チップの製造をしているようです。


"つなぎ温泉四季彩" にも寄って、温泉に入って温まり、お昼ご飯に、太刀魚のお刺身を美味しく食べてきました。建物全景は撮り忘れましたが、写真の、小さな専用モノレールで上がった上に露天風呂があるそうです。小心者なので、露天風呂には行きませんでしたが…。


表の建物から温泉へは、写真の、岩山をくり抜いたというトンネルを抜けていきます。照明もイイ感じで、温泉への高揚感が高まりますが、抜けた先の温泉お風呂は、至って普通な建物でした…。でも、お湯は良いです。


その隣に、突然と、ひと昔前的なモダンな建築がありました。"物産館グリーンゲイト"という物産店「つなぎ百貨店」の建物で、調べると、「くまもとアートポリス・プロジェクト」の一つのようです。設計は、北山孝二郎(K計画事務所)さんだそうで、言われてみるとなるほどという感じです。1992年の竣工ですが、2年前にリニューアル されたばかりだったようで、とてもキレイでした。


津奈木といえば、八代海に沈む美しい夕日が有名なのですが、私が訪れた日は曇天で、夕方の赤崎展望台からの眺めも残念でした。大平さんが製作していた "旧平国小学校" など海沿いもグルっとまわったのですが、天草も霞んであまり見えない日でした…。

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陽だまりと答え無し

2020-02-26 | 地元地域の活動

日曜日は、"BABAラボ" さんの「シニアのスキルを地域で活かす仕組みを考える Part4」で、初めて武蔵浦和駅前の "サウスピア" へ行ってました。


草加市の「みんなの保健室 陽だまり」服部満生子さんのお話しが聞けました。具体なお一人お一人の表情、気持ち、暮らしなどを見つめながら、その方なりの生活の中に少しでもあかりを灯すような場、みたいなのかなと感じました。何か目的があったり、何か答えを出す場ではない、という、その空間と時間と人…って、なんなんでしょうね。

「シニア」を「大人」と言い換えて、「大人YouTuber」は実践に向けたステップに入るようです。「陽だまり」さんの話しがあったので、目的も答えも無いけれど、なんとなくその人の気持ちに、あかりを灯すような動画ってどんなんかな…と考えたりしてました。BGMならぬ、BGV?みたいな。でも、ヒトは視覚情報に目的性を持たせないのは、難しいのかな…とも思ったりです。ぼーっと眺めてた、スクリーンセーバー的なもののヒト版みたいな感じですかね…。

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ねこ殿バリンチョと

2020-02-25 | 日常の生活,ねこ殿

バリンチョバリンチョしてる、やまとさんです。最中は、目はどこも見てない感じですね。


シャワーから水を飲んでる、やまとさんです。さくらさんと一緒で、やまとさんも水栓から出たての水?を飲むのが、好きなようです。


置いてあった洗濯カゴに入った、やまとさんです。カゴに入ったまま、揺られて運ばれていくのが好きなようです。でも、背後から、きなこお嬢さんが、順番待ちの圧?をかけていて、やまとさんも耳が後ろ向いて気付いてるようです…。


そんな、きなこさんと競っている、かみさんの部屋のフワフワ寝床に、やまとさんがいました。そっと近づいて撮ろうと思ったら気づかれました。迫る不審者に、疑いの眼差しが刺さります。


小上がりのラグの真ん中に陣取る、やまとさんです。明らかに、自分のエリアです、アピールが出てます。このあと、いくさんがココに来るのを先回りしてるのかなと。


もうひとりの黒い方、あずきさんです。こちらは安定の?、床暖上の寝床に引きこもり状態です。それはそれでイイんでしょうかね。

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安定作業とレコード

2020-02-24 | 地元地域の活動

土曜日は、1ヶ月ぶりに、埼玉トヨペットさんの "はあとねっと輪っふる" へ行ってました。かわら版の発送準備作業では、相変わらずの安定のハンコ押しでした。本社内のパン販売に加え、本社内の通路・階段の念入りな清掃作業もありました。私は背が高いので、高いところのホコリ取り担当です。床のモップ掃きなど、それぞれに作業意識が高くてイイ感じでした。


夕方からは、こちらも1ヶ月ぶりに "ヘルシーカフェのら" さんの「ジャズのら 立春朝搾りとともに」へ行ってました。日本酒は詳しくないので触れませんが、その美味しい日本酒に、いつものジャズと、さらにアナログレコードの懐かしい音楽の楽しみも加わり、緩やかに色々と話したイイ時間でした。

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石炭貨物輸送のホキ

2020-02-23 | 街のモノ

少し前、与野駅で見かけた石炭貨物輸送列車のホキ10000形ですね。国内最後の石炭輸送の貨物列車とのことですが、この列車も今年度末(3月14日のダイヤ改正?)で 運転が終わる そうです。

という発表を見たあとだったので、京浜東北線の車内からホキに気付いて、無理やり撮ってしまいました。次、いつ出会えるか分からないですし、その後は、この列車に出会っていない気がします。こんな夕方、16:30頃に、石炭を積載して大宮操車場付近を通っていたのに、意外に気付いていませんでした…。

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進修館の独特な空間

2020-02-20 | 街のモノ

こちらも、昨年末に訪れた、宮代町の コミュニティセンター「進修館」です。1980年に、象設計集団 の設計によって建築された施設で、2000年に化粧なおしがされています。今年の1月に40周年を迎え、設計者などを交えてシンポジウムが行われたようです。建物に関しては、簡単には説明できないので、「進修館について」を参照してください。

東武動物公園駅から歩いてくと、こういう感じで現れてきます。冬は樹木が落葉していて、建物の全景がわりとよく見える時期でもあるようです。建物のことを知らずに初めて来たら、目立った看板も無く、これがコミュニティ施設とは思えないでしょう。私も久しぶりの2回目ですが、建物の中に入っていくにはなんとなく勇気が要ります。


一部だけですが、少し見てまわりました。庭から建物を見ると、色々と立っていたり、穴が空いていたり、段々があったりするのがよく分かります。本当に、空間の構成やインスピレーション的な部分に基づいて、設計されているのを実感できます。庭からは1階は見えず、穴へ潜っていくようなアプローチです。


庭を丸く囲む段スロープの端部です。建物の一部が、土地に同化し始めてるような印象で、独特な雰囲気を感じるつなぎの空間です。維持管理は大変そうですが、良い雰囲気が感じられるよう保たれていると感じます。


2階の "コロネード" で、庭の外側に丸く延びています。コンクリートのアーチが、高さ・尖り気味のR・ピッチ・カーブ具合と、どれも印象強い組み合わせになっている感じです。ここは、化粧なおしの際の "ブドウ色"?がとても効果的に感じます。


こちらは1階の回廊です。こちらはちょっと怖いです。壁・天井の白色と先が見えない不安感からでしょうか。1階の壁・天井は、当初から打放しではなく白色の塗装だったみたいですね。


"光路" と呼ばれる吹抜けアトリウムです。上記の、少し暗い廊下を抜けてくると、この明るい光路が横切っているので、より印象的です。この柱・梁的な凹凸が、とても細かいピッチなのは意匠的なものなのですかね。ツルッとした壁面より、影の表情のある凹凸という感じでしょうか。


"大ホール" も不思議な空間です。四角くも丸くもないですし、360度見る方法で、ホールの雰囲気が違います。写真の左からつながるひな壇席、カーテン閉まってますが外が見える窓のある壁、どちらも平面的にはカーブしています。天井のクロスの天井梁も見えています。写真の、わらじの会のクリスマス会 で行ったのですが、個性的な面々に全く負けない空間です。


個々のパーツも見ていて飽きません。扉の、魚の鯉?をモチーフにして手押し部です。写真は、大ホールの出入口ですが、とてもキレイなので、ある程度作り直されたりしてるのでしょうか。扉の方は木製建て具のままで、維持管理で難しい面が多いと思いますが、素通しガラスの入った雰囲気が、可能であれば維持されるといいなと思ったりです。


床のあちこちに埋め込まれている、ぶどうのタイルです。青紫色はとれてしまってますが、凹凸がかなりあるのでイイ感じです。奥の木製ベンチも、オリジナルデザインのものなのでしょうか。高さもちゃんと高低ありますね。


今どきなので、エレベーターが付いてました。2008年頃に設置されたようですね。エレベーター用に新しく仕切られた壁?は、床タイルに近い青紫色のようです。この先、もしバリアフリー改修がさらに進むとなった時に、黄色い誘導ブロックはどうするか、その時に誤認しそうな床タイルはどうするか…など、すでに、この建物の各所での "合理的な配慮" が議論されているのかなと思ったりです。


余談ですが、東武動物公園駅の西口は、道路は整備されたものの、まだ駅前には何も無いんですね…。東武鉄道としては主要駅の一つですが、春日部よりも北となると、なかなか厳しいのでしょうね。

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ダイヤゲート池袋の

2020-02-17 | 街のモノ

色々見に寄ったネタが溜まってしまったので、アップしていきます。昨年の12月に、「ダイヤゲート池袋」の "ダイヤデッキ" に寄ってみました。池袋駅の南側、西武池袋線の線路敷の上に跨って建つオフィスビルです。明治通りから角を曲がって行くと、上の写真のように角がそびえ立っています。私のiPhoneでは、全景は納まりません…。


特徴ある建物の外観は、意外に細い鉄骨そのままでつくられているようです。"ブレース構造" とネットなどに表記されているので、揺れ止めではありつつも、基本骨格はS造なので、意匠的な側面の方が大きいのでしょう。意匠の特徴である「ダイヤ」は、列車の運行計画の「ダイヤグラム」からきてるそうです。


個性的な建物の見た目とは違って、"ダイヤデッキ" は西側の線路側に開けた、とても落ち着いた構成の空間です。上空に、大きなオフィスビルが載っている…という感覚もあまり感じません。日当たりもいいので、平日でも、デッキで時間を過ごしている方が結構いました。


デッキから、JR池袋駅方面を見ています。開けていて気持ち良いです。埼京線や山手線もよく見えますが、電車を観察するには、ちょっと遠いですかね。


デッキ南端から、下を通る西武線がこんな感じで見えます。


デッキ西側の地上から見上げた様子です。RC造の地上構造部?の上に、斜めのSRC造の柱?が立っているような構造でしょうか。デッキは、その斜めの柱と、構造、意匠、管理のいずれからも?、できるだけ縁を切るように設計されているように見えます。デッキは、豊島区に「池袋駅東西連絡(東西デッキ)通路整備基本構想」があるので、一部は、豊島区管理の公共用の通路?になるなど、あるのでしょうか。


そのデッキの、将来の池袋駅東西連絡通路方向への延長部分です。写真から2ヶ月経っているので、少し変わっているかもしれません。「ダイヤゲート池袋」は西武ホールディングス等の本社でもあるので、西武池袋線の池袋駅から直接アクセスできるようになると思います。


線路レベルから見ると、線路の上空は、まさに土木構造物のままです。池袋駅を出てすぐのトンネル的な空間なので、ここは何かしら演出されるとイイですよね。

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ねこや金沢の切手と

2020-02-15 | 色々なモノ

毎年恒例?の楽しみ、"日事連サービス" からの郵便物に貼られた記念切手です。建築士事務所賠償責任保険の継続手続きで、今どきのネットでなく、紙書類で二往復のやり取りですが、切手のおかげで面倒さもちょっと軽減なのです。

今年の一往復目は、「ねこ」さん×5枚(「身近な動物シリーズ 第2集」2016年)で、とてもイイ感じです。返信封筒用は、"尾山神社" の「神門」(「My旅切手シリーズ 第5集 金沢」2019年)もシブい選択です。「神門」は、「明治8年の建築で、和漢洋の三洋式を混用した異色の門」で「第三層目に設置された避雷針は、日本最古のもの」なのだそうです。


二往復目は、上と同じシリーズ(「My旅切手シリーズ 第5集 金沢」2019年)から、有名な「鼓門」と、返信用封筒には「金沢城」です。真ん中に、ちょうどバランスよく挟まる扇型の切手は、「松文様」(「和の文様シリーズ 第2集」2017年)ですね。そこに普通切手の10円「トキ」が、違和感なく納まっていて、北陸と和のイメージで揃えていただいたのかなと思ったりです。

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迷路アートとデッキ

2020-02-13 | 地元地域の活動

一昨日は、"こども☆夢☆未来フェスティバル2020" の「子どものまち」の会議へ行ってました。彼女彼らがやりたいと思うことを自分たち考えていき、それをスタッフが少しサポートする感じです。昨年は「物つくり工場」のサポートをしていました。


今年は「ダンボール迷路」?みないなコトに、関わりそうです。会議というか色々話している中で、彼らからは、迷路のイメージがどんどんと湧き出てきます。次々と迷いなく描かれる線とその迷路は、もう素晴らしいアートでワクワクしてきます。


余談ですが、会議のあった "埼玉県県民活動総合センター" の研修室に、もはや現役とは思えないデッキが並んでました。S-VHS、VHS World Wide、Beta hi-fi、video Hi8、CDデッキ?、MDデッキ?、何か分からないテープデッキ…。埃をかぶってないので、もしやそれなりに動くのかな…と思ったりでした。

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ねこ殿寝床と座布団

2020-02-12 | 日常の生活,ねこ殿

毎年恒例の、あずきさんにくっつく、そらまめさんです。がっつりおでこを押し付けています。ですが、今年は冬の半ばの頃までで、最近はくっついてることはありません。暖冬のせいで?、心身ともに寒くないのでしょうか…。

こちらは別な日ですが、こんな表情でアゴをのせていたら、さすがのあずきさんもガマンの限界だったのでしょうか…。


そんな、あずきさんが中に入っています。とんがり帽子型の寝床ですが、寝床をつくっている?うちに、座布団が半分押し出されています…。座布団の上より、床暖に直の方が温かいですからね。


なぜか、その押し出された座布団のうえに、きなこさんが陣取ってました。新しい寝床と思って、まずはとりあえずキープですかね。


別な日には、そらまめさんが陣取ってました。どういうカッコですか…。

こちらも、新しい寝床ということで、私のもので誰にも渡さないわよ、アピールのカッコにみえるのですが…。


座布団のなくなったとんがり帽子の中に、珍しくさくらさんが入ってました。さくらさんは、こういう寝床にはめったに入らないのですが、温かいのでしょうね。


やまとさんは、このあたりの床暖上の寝床には入らないです。オレもと主張はしてる感じですが、やまとさんには床暖上だと暑そうです…。

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