エクアドル邦人殺傷、新たに犯罪組織幹部ら８人逮捕

南米エクアドルで新婚旅行中の日本人夫妻が銃撃され死傷した事件で、現地の捜査当局は事件に関与した疑いのある犯罪組織の幹部ら７人を新たに逮捕しました。この事件は先月２８日、エクアドルのグアヤキルで新婚旅行中の日本人夫妻がタクシーに乗った際に銃撃され、夫の人見哲生さんが死亡、妻の真梨子さんが大けがをしたものです。この事件で、エクアドルの捜査当局は２８日早朝、「夜明け作戦」と名付けた一斉捜査を行い、強盗犯罪組織の関係先１２か所の捜索を行い、組織の幹部ら７人を逮捕するとともに、拳銃３丁と複数の車、携帯電話などを押収したことを明らかにしました。押収した銃の１つは人見さんの事件で使用されたものと同じ３８口径で、捜査当局はこの銃が使われた可能性もあるとみて鑑定を行っています。

エクアドル政府は事件解決のために２０万ドルの報奨金を出して情報を募っていましたが、セラーノ内相は今回の逮捕について「報奨金制度で寄せられた情報に基づいて行われた」としています。この事件では捜査当局が今月１５日に犯罪組織メンバー１０人を逮捕しましたが、事件につながる証拠が見つからず、捜査は振り出しに戻っていました。

＠ここもフィリピンと一緒で、犯罪の影に警察あり。一番怪しいのが警察官。どんないい情報が上がっても、握りつぶしてしまうんでしょうネ。大体殺人に使った拳銃持って歩いている訳がありません。襲撃犯は既に魚の餌かも？！