札幌 道路の真ん中に停車、運転席で寝ていた会社役員の男…呼気検査を拒否し続けて逮捕

11日朝、札幌市中央区で、乗用車の中で寝ていた36歳の男が、警察官が求める呼気検査を拒否した疑いで逮捕されました。
道路交通法違反（飲酒検知拒否）の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区に住む会社役員の36歳の男です。
男は11日午前８時半過ぎ、札幌市中央区南１条西19丁目の道路で、警察官が呼気検査を求めたにもかかわらず、これを拒否した疑いがもたれています。
警察によりますと、11日朝、通りかかった人から「道路に不審な車が止まっていて、寝ているか具合が悪いのか分からないので来てほしい」と警察に通報があり、警察官が駆け付けると、乗用車が道路の真ん中に停まっていました。
運転席で男が寝ていたため、男を起こして話を聞いていたところ、酒の臭いがしたので、警察官は呼気検査を求めましたが、男は「検査しません」と断りました。
断った場合、逮捕することになると伝えても、男は検査を断り続けたため、警察は、その場で男を逮捕しました。
調べに対し、男は「なぜ自分がここ（警察署）にいるのか分からない」と話しているということです。

＠どんだけ飲んだんだい。公防は重いぞ。
公防：通常，公務員が職務を執行するにあたり，これに対して暴行または脅迫を加える罪をいう(刑法95条1項)。刑は3年以下の懲役または禁錮。公務員の職務の執行は，個人の自由，財産等に対する侵害を伴うことが多く，公務執行妨害罪はしばしば政治犯的性格を帯びる。法定刑に，懲役のほかに禁錮が規定されているのもそのためである。なお，刑法典2編5章は〈公務の執行を妨害する罪〉という章名の下に広義の公務執行妨害罪について規定する。