HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

Tour de l'Avenir Preview (ツール・ド・ラヴニール予習)

2013-08-21 22:47:07 | bike
ロード世界選U23の調整レースにしてU23ステージレース最高峰、ツール・ド・ラヴニール(8月24日~31日)予習。

ProCyclingStats: 暫定スタートリスト
Tour de l'Avenir 公式サイト

大雑把に言うと初日プロローグ、1~3平坦、4~7山岳ステージ。

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私の注目チーム&選手は、オーストラリアナショナルチームと、英国ナショナルチームのイェーツ兄弟(双子)とサム・ハリソン。

ネイションズカップなので、ナショナルチームの参加になるが、一つだけ毛色の違ったチームが。ワールドサイクリングセンター(WCC)の研修生たちによるCentre Mondial du Cyclisme。コートジボワール、ナミビア(2名)、南アフリカ(2名)、エリトリア、全員アフリカ出身だ。彼らの躍進にも期待したい。

Good news for African Cycling ahead of Tour de l’Avenir

Sir Brad's Choice (ウィギンスの選択)

2013-08-20 19:44:15 | bike
サー・ブラッドリー・ウィギンスについてのこんなニュース。

Telegraph: Sir Bradley Wiggins: I won't win the Tour de France again because Chris Froome is better than me

相当に要約すると、チームスカイには留まるが、クリス・フルームを超えることは出来なさそうなので、ツールは目指さず、リオ五輪のトラックで5個目の金メダルを獲って幕引きにしたい、という感じ。

それを踏まえて、我が家での会話。

「ウィギンスさー、リオ五輪でトラックに戻って来たいんだって」
「無理だろ。大体、何歳になってるんだよ?」
「さぁ。34、5歳?」(←正しくはは2016年に36歳)
「自分がやりたくても、代表に選ばれないかもしれないだろ?」
「でもさー、サーが『やりたい、やりたい』って言い出したら、車連も拒否れないんじゃない? だってサーだもん」
「だよな。サーだもんな」
「そうだよ。サーの言うことは絶対」(←サーに一目置いてんだか、権威に弱いんだか分らない我が家)
「ところでさー、何の種目やるの? オムニアム?」
「団抜きに決まってるでしょ…」

一体、何言い出すんだ、いぬたろう。オムニアムって…。“ウィギンスのオムニアム”がめっちゃ私の妄想のツボに入ってしまった。

ウィギンスの千トラ…(←パーシューターはスタートダッシュがいまいちなだけで、普通に早く走れる人は少なくないが)。
ウィギンスのエリミネーション…(←油断して2人目にアウトとかw)。
ウィギンスのフライングラップ…(←これはどうだろう、どうなんだ!?)。

流石に無謀感は否めない気がしたが、大英帝国の計算し尽くされたトレーニングと頭脳、ウィギンスの目標達成への執念と集中力を以てして、あららーやれないこともないんじゃないかなー、と思わせるところが恐ろしい。エリミネーションの科学的分析とか怖すぎる。

あと、年齢。トラック中長距離は、キャリア序盤の若い選手、20代前半が中心選手。そこへ忽然と現れる36歳。前例があまりないだけに、不利とも言い切れない気がしたりして。金も名誉も既に全て持っているベテランが、国や車連を巻き込んで、総力を結集し、ここだけに臨んできたとしたら…?

面白い。

リオ五輪では、マディソンかポイントレースが返り咲く、なんて噂もある。

私の希望の筋書きは、マディソンが復活し、ウィギンスは団抜きとマディソンに出場するも、団抜きだけ金メダル。カヴと再結成したマディソンは、(また)疲れちゃってメダルを逃す。で、メダル獲得選手は、帰りの飛行機がアップグレードのビジネスクラス。トラックスプリンターに憐れまれたカヴは、メダルを貸してもらって、ビジネスクラスに紛れ込んだはいいが「私の彼は自転車競技ファンなので、あなたがメダルを獲っていないことを聞いています。でも、そこに座っててもいいですよ(薄笑)」と客室乗務員に言い放たれ、6ヶ月間凹む。

これを北京シンドロームと言います(違)。

リオのトラック種目の決定は、今年後半と聞いている。マディソンかポイントレースが復活しても、本当はウィギンスには狙わないでもらいたい。マイヤー兄が心穏やかでなくなるから。


2008トラック世界選(photo: Independentより)

2014 Commonwealth Games Early Preview (コモンウェルスは早くもチケット争奪戦?)

2013-08-19 22:35:48 | bike
コモンウェルスゲームのチケットが発売になったという情報を聞きつけ、公式サイト(Glasgow 2014)を訪ねるも、めちゃ混みなのかエラー連発、繋がっても重くてしょうがない。日本人には馴染みの薄い大会だが、英連邦諸国の皆さんにとっては、一大イベントなのね。

そこで自転車競技のスケジュール。

トラック…7月24日~27日
MTB…7月29日
ロード…7月31日(ITT)と8月3日(RR)

SPORTS SCHEDULE – CYCLING(←PDF)

2014ツール・ド・フランスの日程は7月5日~27日。

丸被りのトラックとTdFは、自動的に両方の出場はできない。ロードもねぇ、近すぎる。ツールを調整レースにして、途中でお帰りになって、コモンウェルス狙いならOKだけど(そんな奴はおらん!!)。

2010デリー大会はどうだったんだっけ? 10月だったのだ…。なんで8月、それもツールの直後にやっちゃうかなー(苦悩)。

Cyclists And Pancakes (自転車選手とパンケーキ)

2013-08-18 22:22:07 | bike
あれっ、パンケーキ・デイだっけ?と思うぐらい、自転車選手のパンケーキネタが目に付いたここ最近。

私の中でパンケーキと言うと、ホットケーキの今風な言い方、形状はどら焼きの皮が厚くなったヤツ。最近はふっくらしっとりしているのが人気らしい。が、海外では、クレープもパンケーキの一種らしく、薄く作れなかったクレープもパンケーキ、結局、小麦粉を水や牛乳で溶いて、広げて焼いたものは大体パンケーキってことなのかな。

【ウィグル・ホンダのローレン・キッチン】


ということで、オーストラリアのローレン・キッチンのパンケーキはヌテラ巻き@ホテル。ベルリン6日間レースのチョコレート・クレープも、ヌテラ巻き(扇形)だった。オーソドックスはおやつ(朝食)なのだろう。

【チーム・ラレーのトム・モーゼズ】
おおっ♪ 日本っぽい、ふっくらとしたパンケーキ!!



画像を拡大すると、衝撃の事実。

一面のヌテラと粉砂糖

かなりの甘党のようで(苦笑)。

【マイケル・ヘップバーン&アネット・エドモンドソン】
日本のバラエティ番組に出演し、視聴者を驚かせた美貌の持ち主、オリカAISのアネット(ネッティ)・エドモンドソン。8月17日が誕生日のボーイフレンド、マイケル・ヘップバーンのために、腕をふるった。



その美貌を以てしても、完璧なバナナ・パンケーキは難しいのか? というか、バナナどこ?(笑)

拡大写真w

「おっさんの休日みたいなランニング姿が残念だ。その古墳みたいなパンケーキはどうなのよ。色彩が足りてねぇ。フルーツを添えるとかできないのか。ノーモア、ノーメイク!! 仮にも有名人なんだし。もっこりした部分がバナナなのか。。。 マズいだろ、それ…」(←by いぬたろう)

私もいろいろ微妙な写真(苦笑)と思ったのでスルーしようとしたら、いぬたろうに見つかってしまった。上記を要約すると「美しいネッティがヘップバーンと付き合っているのが気に食わねぇ」みたいです(笑)。

TdF Rookie Doco Video (ルーキーの夏物語)

2013-08-17 22:18:59 | bike
キャメロン・マイヤーが自分のドキュメンタリー・ビデオをtwitterで紹介していた。もう振り返りですか(疑)、まさか今シースン終わりですか?(違)

「くまたろうと西オーストラリア人しか楽しめないビデオ」などと、いぬたろう。し、失敬なっ! 全世界の民が楽しむよ!! すっごい面白いじゃない!!(←具体性のない表現)

マイヤー兄弟の代理人でコーチのウェイン・エヴァンズ氏が登場する。自転車屋さんを営まれているとは知らなかった。トム・クルーズじゃないしね(苦笑)。エージェントというよりも、コーチで仕事上の親代わりに近いんだろうな。

ABC: WA Cyclist debuts at Tour de France: It's been a decade long journey but Cameron Meyer has completed his first Tour de France

How To Spend Pro Cyclists Spare Time (自転車選手の余暇)

2013-08-16 19:48:28 | bike
TdFの放送で「自転車選手は体を休めることを要すので、あまりアグレッシブな趣味よりも、ガジェット系が多い」というようなことを栗村氏が話していた。実際、巨人の坂本ちゃんは、優勝旅行(ハワイ)でスカイダイビングに挑戦しようとして、チームからNGが出た(←それ野球)。

【chess】
チャンピオン・システムの西薗選手 vs チャド・ベイヤーのチェス対決。



写真を見る限り、うっすら微笑んでいるような西薗選手に対し、ベイヤーは苦悩の表情(苦笑)。

その後、チームメイトのマット・ブラメイヤー、ベイヤー、西薗選手のやりとりが面白かった。

ブラメイヤー: 「チャド、プロフェッサー相手じゃ、君に勝ち目はないよ」←ダメ出し
ベイヤー: 「僕はチームでは負けなしなんだぜ。でも先週、10歳のチェスの神童に負けたけど…」
ブラメイヤー: 「良太(西薗選手)に子供いたっけ?」
西薗選手: 「その天才少年は僕の子供ではありません(笑)」

“先を読む”という意味では、チェスは自転車選手にうってつけの趣味かもしれない。

【golf】
グリーンエッジのビデオ・プロデューサー、ダン・ジョーンズ氏とゴルフを楽しむリー・ハワード@PGAカタルーニャ・ゴルフコース。



いつも思うんだけどさー、自転車選手のゴルフスイングのフォームが残念だ。それだけゴルフは難しいってことかな(←投げ遣りな結論にまとめてみました…)。

GP Capodarco Preview & The Past (GPカポダルコ予習と2008の死闘)

2013-08-15 19:55:56 | bike
明日イタリアで開催されるグラン・プレミオ・カポダルコは、アマチュア最高峰レースの一つ。1991年の覇者、故ファビオ・カザルテッリのメモリアルレースでもある。

GP Capodarco 2012 - 41° Edizione 公式サイト

過去のGPカポダルコで印象深いのは、2008年のピーター・ケノーとサイモン・クラークの一騎打ち。今考えると、豪華よねー。

ケノーはアンダー1年目にして、三味線を弾いてクラークを料理する。やな子でしょー(←ゲイバーのママか)。

そして鮮明なレースビデオが今もちゃんと残っている。プロトンも矢鱈デカい。振り落とされていくんだろうけどね。U23のレースなのに、沿道の観客は異常とも思えるほど多く、激坂は前にせり出してきた客でツール・ド・フランス状態。自前の水を手渡そうと待ち構える客までいる。キャラバン・グッズ撒きまである。アマチュアレースですよ。スターはいない。これがイタリアか。

ケノー(ゼッケン: 20)、U23豪州ナショナルチャンピオンジャージのクラーク(9)、ロシアのソコロフ(27)が終盤の先頭グループ。ソコロフがまず脱落する。ミッチェル・ドッカー(11)がすごいロン毛で、ちょっと笑える。

[VIDEO] 37° Gran Premio Capodarco (U23) in onda sulla puntata n°34 dell'ORA DEL CICLISMO(ショート・バージョン)
[VIDEO] 37° Gran Premio Capodarco (Elite-U23)(ロング・バージョン)


レース後インタヴュー中のピーター・ケノー


敢闘賞ジャージ(?)の準優勝、サイモン・クラーク


(L→R)クラーク、ケノー、プレゼンターを務めたカザルテッリの息子のマルコ君、ソコロフ


キャプーチ(笑)


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そして今回のスタートリスト。ナショナルチームは、オーストラリア、ロシア、カザフスタン、日本。イギリスはマックス・シャンドリがいなくなちゃってから、レース・カレンダーが以前とは違う。

StartList: Elenco iscritti 16 Agosto 2013 42° GP CAPODARCO COMUNITA’ DI CAPODARCO(←PDF)

カレブ・ユアンには登りがきつ過ぎる。今回はアシストなのかな。

ジェイコAISワールドツアー・アカデミーの今後の予定は以下の通り。

August
11 GP Poggiana, Italy
16 GP Capodarco, Italy
17 GP Valdaso, Italy
24-31 Tour de l'Avenir (Nations Cup final), France

September
15 Chrono Champenois Time Trial, France (2 starters)
15 Tour de Doubs (1.1), France (worlds road race team)
23 u23 World Time Trial Championship, Firenze, Italy
27 u23 World Road Race Championship, Firenze, Italy

Cycling Australia: Jayco-AIS WTA: Aussie boys back in the saddle in Italy

My Own Air Guitar (エアギターを膨らませるの巻)

2013-08-14 19:47:40 | bike
オリカ・グリーエッジの通販ショップで買った“エアギター”をようやく膨らませる決心をした。

小さい袋に入ったこのギターを、キャラバングッズのようにTdFの沿道の観客に撒いている様子が、バックステージパス(←チームのビデオ日記)で紹介されていた。

もし観客が、標高2000mぐらいのところにいたとしたら、膨らませるのが大変なんじゃないかと思った。

例えばツアー・オブ・ジャパンの富士山ステージ。フィニッシュ地点の五合目は標高2000m。普通にしていれば空気が薄いとか、息苦しいとか感じないけど、ちょっと小走りすると、不思議なくらい早く息が上がる。

あんなもん山で膨らませたら、きっと酸欠になるよ。

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ポンプ、ほしいよね。子供の頃、浮き輪やゴムボートを膨らませる時使った黄色い蛇腹のヤツでいい。そういえば、バランスボール用のポンプがあったかも。でも、探すのめんどくさいわー。

そんなこんなで、意を決してギターの吹き口をくわえた。

4、5吹きでパンパンになった…。

アホみたいに目測を誤った。面目ないorz

よく見りゃそれほど巨大でもないし、長いけど空気が入る部分は少ないかも。

あと2、30個はイケそうだ(吹)。 ただ、吹き口に“弁”がないから、栓をするのが大変。せっかく膨らませても、口を離した途端、しゅ~~~っと空気が抜けて、ちょっとふにゃっとしたギターになっちゃう。栓の根元を指で挟んで抵抗したけど、まあ、それほど空気圧がシビアなもんじゃないから。私は7.5barぐらいが好きです(それはロードのタイヤ)。

Coast to Coast Cycling: Orica-GreenEDGE Inflatable Air Guitar(←“在庫僅少お早めに”らしい。自分で買っといてナンだけど、こんなもの買う人結構いるんだーw)


ビーチに行くべきか、エアギター選手権に出場すべきか、それが問題だ
(↑観戦に行きましょう。。。)


※カンガルーはスタイリストの私物です(ファッション誌か)

Cycling Muzak (自転車競技のBGM)

2013-08-13 19:37:40 | bike
自転車レースの音楽と言えば、例えば6日間レース。ちょい古めのポップスやロック、会場のお約束的な曲がBGM。幕間は歌謡ショウ。

ロード世界選のスピーカーからも、レースの合間にヒット曲が流れている。心には残っている。曲名は分らないけど。

一昨年のトラック世界選。締め括りのPVのBGMはColdplayの「Viva La Vida」。普通に超有名な曲だったけど、特別な思いが蘇る曲に昇華した。

そして先日閉幕したジュニアトラック世界選。ストリーミングのせいかもしれないけど、やけにBGMの音が大きかった。あれではジャンが聞こえなくない?(苦笑) ちびっ子のお客さんも多いし、盛り上げていかないとね!!って意味もあったのかな。しーんとしていたのでは、格好がつかない。

その中に、最近よく耳にする曲が。J SPORTのメジャーリーグのCMのBGMだ。野球の映像もいいんだけど、曲も心に残る。ふーん、これってスポーツに似つかわしい歌詞なのかな?と、検索してビックリだ。まさに、ジュニア世界選のためのような歌詞だった。

Hall Of Fame - The Script feat. will.i.am (Lyrics)



「じゃあ、既に成功している大リーガーには合ってねーじゃん」という、いぬたろうの突っ込みは置いといて。

思わず感動の涙が溢れたわよ私。ちゅうか、あれだけJスポで聞いといて、単語一つリスニングできなかった自分の英語力に、違う意味の涙が溢れそうだorz

それでー、本家のPVもむっちゃベタなんだけどさー、泣けるんだわ、これが。

The Script - Hall of Fame ft. will.i.am



プリマドンナを目指す、耳に障害がある女の子。バレエ教室のクラスメイトはそんな彼女に冷淡だ。
ゲットー育ちのプロボクサーを目指す男の子。周りのごろつきに絡まれても、拳は使わない。
二人とも順風満帆ではないけれど、見守ってくれる家族と夢がある。

もういっぺん泣いてもいいですかーーー!!(叫)

“大リーグの曲”で納得・終了の予定が、ネクストジェネレーションにドンピシャ嵌っているじ~んとする曲だということを再発見できて幸せだ。あと10年ぐらいは、ジュニアやユースのスポーツ大会の会場で流してほしいのであるよ。

そして、日本でカバーするならば、是非エグ○゛イルに。もちろん、踊りもお願いします。。。

Juniors Track Worlds Day 5 - Madison - (マディソン、落車頻発)

2013-08-12 12:38:34 | bike
ジュニアトラック世界選、全日程終了。

大一番のマディソンは、なかなか凄まじいレースだった。落車祭り(泣)。

ジュニアのレースは全体的に見ても落車が多い。とりわけ今回のマディソン、4、5回ぐらい落車があった。それも人数が多いので(32選手)、クラッシュが起こると、本当に恐ろしい。運と勘を利用して、生き残るのも一苦労といった様相だった。

スプリントやケイリンの落車のように、超高速の中、目にも留まらぬ速さでガッシャーン!!とやってしまうと言うよりも、チェンジオーバーの混沌や、ポイントを取った後の油断など、中速で起こるので、自転車が絡まったり、バンク上を滑っていく様が目に焼きつく。その上、クラッシュしたらジ・エンドではなく、相棒が走り続けることができる。復帰できるのかできないのか、折れてるのか折れてないのか、否、折れてても走ろうとしているのか? 全てが、スリリングなレースだった。

現場で観ていたんだか、ライヴストリーミングで観ていたんだか分らないが、キャメロン・マイヤーのコメントが全てを物語っている。



僕がこれまで観た中で、もっとも激しく、危険なレースだった。ジュニア世界選のマディソンはいつもこうなんだけどね。まあ、オーストラリアは銅メダル、よくやったよ。

2006ジュニアトラック世界選三冠男(個抜き、団抜き、マディソン)の重みのあるお言葉だ(苦笑)。実際私は、観て初めて、ジュニアのマディソンがどういう状況なのかを理解した。

エリートのマディソンは50km。ジュニアは30km。短いが故に、エリートより目まぐるしいというか、緩急がないというか。勿論、技術の問題が一番だろうけど、この距離の短さも事故多発に関係しているのかなぁと感じた。かといって、長くすると、今度は疲れて集中力を失いそうだけど。

ジュニアのマディソンをフルでネット観戦し、やはり6日間レースのマディソンはとてつもなく凄いと思う。あのカオスの中、落車がほとんど起こらないのは普通じゃない。「ごっちゃごちゃの中、きれいに走るよねー」と呑気に観戦してきたけど、これからはもっと心して観ますよ~。

銅メダルのオーストラリア、サム・ウェルスフォードはポイントを獲ったあと、一瞬のよそ見で派手に落車してしまう。レース後、しょんぼりするウェルスフォードの肩を叩く相棒のジョシュア・ハリソン。勝者を讃え、チームメイトを労ういつものスポーツの姿があった。

ウェルスフォードのお姉さん(妹さん?)は、レースを観ることが出来なかったようだ(←たぶん恐ろしくて)。お気持ち、お察しします…。赤の他人でも「ぎゃー!!」と「うわぁぁ!!」の連続だった。

2013 UCI Juniors Track World Championships - Day 5 Evening Session



マディソンは、2:02:19~2:44:35あたり。スタートリスト(PDF)を手元に、また観たいと思うけど、ちょっと一呼吸ほしいかも。


マディソンレース、ポディウム(photo: Veloresults Live Timingより)