サー・ブラッドリー・ウィギンスについてのこんなニュース。
Telegraph: Sir Bradley Wiggins: I won't win the Tour de France again because Chris Froome is better than me
相当に要約すると、チームスカイには留まるが、クリス・フルームを超えることは出来なさそうなので、ツールは目指さず、リオ五輪のトラックで5個目の金メダルを獲って幕引きにしたい、という感じ。
それを踏まえて、我が家での会話。
「ウィギンスさー、リオ五輪でトラックに戻って来たいんだって」
「無理だろ。大体、何歳になってるんだよ?」
「さぁ。34、5歳?」(←正しくはは2016年に36歳)
「自分がやりたくても、代表に選ばれないかもしれないだろ?」
「でもさー、サーが『やりたい、やりたい』って言い出したら、車連も拒否れないんじゃない? だってサーだもん」
「だよな。サーだもんな」
「そうだよ。サーの言うことは絶対」(←サーに一目置いてんだか、権威に弱いんだか分らない我が家)
「ところでさー、何の種目やるの? オムニアム?」
「団抜きに決まってるでしょ…」
一体、何言い出すんだ、いぬたろう。オムニアムって…。“ウィギンスのオムニアム”がめっちゃ私の妄想のツボに入ってしまった。
ウィギンスの千トラ…(←パーシューターはスタートダッシュがいまいちなだけで、普通に早く走れる人は少なくないが)。
ウィギンスのエリミネーション…(←油断して2人目にアウトとかw)。
ウィギンスのフライングラップ…(←これはどうだろう、どうなんだ!?)。
流石に無謀感は否めない気がしたが、大英帝国の計算し尽くされたトレーニングと頭脳、ウィギンスの目標達成への執念と集中力を以てして、あららーやれないこともないんじゃないかなー、と思わせるところが恐ろしい。エリミネーションの科学的分析とか怖すぎる。
あと、年齢。トラック中長距離は、キャリア序盤の若い選手、20代前半が中心選手。そこへ忽然と現れる36歳。前例があまりないだけに、不利とも言い切れない気がしたりして。金も名誉も既に全て持っているベテランが、国や車連を巻き込んで、総力を結集し、ここだけに臨んできたとしたら…?
面白い。
リオ五輪では、マディソンかポイントレースが返り咲く、なんて噂もある。
私の希望の筋書きは、マディソンが復活し、ウィギンスは団抜きとマディソンに出場するも、団抜きだけ金メダル。カヴと再結成したマディソンは、(また)疲れちゃってメダルを逃す。で、メダル獲得選手は、帰りの飛行機がアップグレードのビジネスクラス。トラックスプリンターに憐れまれたカヴは、メダルを貸してもらって、ビジネスクラスに紛れ込んだはいいが「私の彼は自転車競技ファンなので、あなたがメダルを獲っていないことを聞いています。でも、そこに座っててもいいですよ(薄笑)」と客室乗務員に言い放たれ、6ヶ月間凹む。
これを北京シンドロームと言います(違)。
リオのトラック種目の決定は、今年後半と聞いている。マディソンかポイントレースが復活しても、本当はウィギンスには狙わないでもらいたい。マイヤー兄が心穏やかでなくなるから。
2008トラック世界選(photo: Independentより)
Telegraph: Sir Bradley Wiggins: I won't win the Tour de France again because Chris Froome is better than me
相当に要約すると、チームスカイには留まるが、クリス・フルームを超えることは出来なさそうなので、ツールは目指さず、リオ五輪のトラックで5個目の金メダルを獲って幕引きにしたい、という感じ。
それを踏まえて、我が家での会話。
「ウィギンスさー、リオ五輪でトラックに戻って来たいんだって」
「無理だろ。大体、何歳になってるんだよ?」
「さぁ。34、5歳?」(←正しくはは2016年に36歳)
「自分がやりたくても、代表に選ばれないかもしれないだろ?」
「でもさー、サーが『やりたい、やりたい』って言い出したら、車連も拒否れないんじゃない? だってサーだもん」
「だよな。サーだもんな」
「そうだよ。サーの言うことは絶対」(←サーに一目置いてんだか、権威に弱いんだか分らない我が家)
「ところでさー、何の種目やるの? オムニアム?」
「団抜きに決まってるでしょ…」
一体、何言い出すんだ、いぬたろう。オムニアムって…。“ウィギンスのオムニアム”がめっちゃ私の妄想のツボに入ってしまった。
ウィギンスの千トラ…(←パーシューターはスタートダッシュがいまいちなだけで、普通に早く走れる人は少なくないが)。
ウィギンスのエリミネーション…(←油断して2人目にアウトとかw)。
ウィギンスのフライングラップ…(←これはどうだろう、どうなんだ!?)。
流石に無謀感は否めない気がしたが、大英帝国の計算し尽くされたトレーニングと頭脳、ウィギンスの目標達成への執念と集中力を以てして、あららーやれないこともないんじゃないかなー、と思わせるところが恐ろしい。エリミネーションの科学的分析とか怖すぎる。
あと、年齢。トラック中長距離は、キャリア序盤の若い選手、20代前半が中心選手。そこへ忽然と現れる36歳。前例があまりないだけに、不利とも言い切れない気がしたりして。金も名誉も既に全て持っているベテランが、国や車連を巻き込んで、総力を結集し、ここだけに臨んできたとしたら…?
面白い。
リオ五輪では、マディソンかポイントレースが返り咲く、なんて噂もある。
私の希望の筋書きは、マディソンが復活し、ウィギンスは団抜きとマディソンに出場するも、団抜きだけ金メダル。カヴと再結成したマディソンは、(また)疲れちゃってメダルを逃す。で、メダル獲得選手は、帰りの飛行機がアップグレードのビジネスクラス。トラックスプリンターに憐れまれたカヴは、メダルを貸してもらって、ビジネスクラスに紛れ込んだはいいが「私の彼は自転車競技ファンなので、あなたがメダルを獲っていないことを聞いています。でも、そこに座っててもいいですよ(薄笑)」と客室乗務員に言い放たれ、6ヶ月間凹む。
これを北京シンドロームと言います(違)。
リオのトラック種目の決定は、今年後半と聞いている。マディソンかポイントレースが復活しても、本当はウィギンスには狙わないでもらいたい。マイヤー兄が心穏やかでなくなるから。
2008トラック世界選(photo: Independentより)