Olympic Track Day 1 （五輪トラック第１日感想）

ロンドン五輪トラック第1日。

初っ端からお腹一杯の、てんこ盛り。まずはNHK様に、こんな素晴らしいライヴ・ストリーミングをやってくれてありがとうと言いたい。受信料を3倍払ってもいい！！否、定価で勘弁して下さい。兎に角、そのぐらい嬉しかった。

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トラック世界選では、男子チースプや男子スプリントで降格が出た。ルールに則っているとはいえ、順位が変わるのは多少興ざめだし、観客も騒然としていた。「これはさー、『厳しく行くからね』っていう、オリンピックのための警告じゃない？」なんて、半ば冗談で言ってたけど、チーフ・コミッセール、世界選と同じ人でした（苦笑）。


真ん中のインカムつけて指示をしている人がチーフコミセール＠メルボルン2012（photo by kumataro）

【女子チームスプリント】

イギリスは1回戦で降格。恐らく、ペンデルトンは最後のチースプだったのに…。苦渋に満ちた表情だった。

中国は1回戦で32.422の世界新記録を叩き出す。

金・銀決定戦は中国 vs ドイツ。中国の勝利かと思われたが、なんと降格。

中国は、天国から地獄だよね。ドイツは（←この人達が、また可愛らしい）「ええっ、、、ええっ、、、うっそー！！　わ～い！！」と言った感じ。

中国のガオ・シュアンは落ち着いていたが、相棒のゴン・ジュンジーは多少取り乱していた。ひょっとして、表彰式をボイコットしたりしないかと心配したが、笑顔で誇らしくポディウムに立った。清々しい。

【男子チームスプリント】

決勝は英国 vs フランス。英国の第1走ハインズは17.274。ボジェの17.279を上回る好タイムを叩き出した。ハインズはまだ19歳。予選ではメカトラに見舞われたけど、動揺しないでよく頑張った。クリス・ホイは36歳。産んでてもおかしくないよね（おかしい…男だし…）。

そしてワールドレコードの42.600でイギリスが金メダルを獲得。

3位のドイツの第1走、エンダースは17.136。世界一のスタートダッシュ。でもドイツは3人がばらばらに走ってるんだよね。それでも速いから凄いけど。


「ルーク…。アーイアムユアファーザー」（違）photo: ロンドン五輪公式サイトより

【男子団体追い抜き予選】

なんとイギリスは世界新記録の3:52.499！！こんなところで（←予選）、出し切っちゃっていいの？否、出し切っていないのなら恐ろしい。

一方、ライバルのオーストラリアは、中盤には一人が切り離され、３人になるという驚きの展開。が、急激にタレていかない。これは戦略なのか。英国とニュージーランド（3:57.607）のタイムを計算して２位狙い？

手の内を見せなかったと思われる豪州は、3:55.694の２位抜け。

丸裸のイギリス。否、まだ下に１枚着ているの？

今日の１回戦。順当であれば、英国はデンマークを負かし、オーストラリアはニュージーランドを負かし、英＆豪が金・銀決定戦。残りの６チーム（ニュージーランド、デンマーク、ロシア、オランダ、スペイン、コロンビア）のタイムの速い２チームが銅メダル決定戦に進む。ただ、順当なんて言葉、当てにならない。。。

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ロイヤル・ファミリー（ウィリアム王子、ケイトさん、ハリー王子）や首相もご観戦。photo: Yahoo! Newsより


キャメロン首相（右）となんか盛り上がっちゃってるマーク・レンショーさん、
じゃなくて私のお気に入りキャラ、ハリー王子（左）。photo: Yahoo! Newsより