HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

コペンハーゲン ロードレース世界選手権 観戦旅行 brief memo (2)

2011-09-28 23:17:01 | trip to Copenhagen 2011
ロード世界選の旅(9月19日~27日)。ブリーフメモその2。

【9月23日】
ジュニア女子RRとU23男子RR。前日に回数券の使い方を学んどいてよかった(苦笑)。

Holte駅を出たら左…と予習したし、多くの観客も左へ行ったが、ノルウェー応援団と数人は森へ直進。ついて行ったら、足元は悪いし、坂もきついんだけど、S/F地点への超近道だった。

コースをうろうろしたり、観覧席で観戦。この観覧席、土・日はUCI関係者席となり、一般は立ち入り禁止となるのでした。。。

【9月24日】
ジュニア男子RRとエリート女子RR。観覧席は一般人立ち入り禁止となり、ジュニア男子は“50m to go”地点でオーロラビジョン併用で観戦。表彰式を見に行って戻ったら、案の定場所はなし。女子の時は放浪する。S/F地点先の下りになっている植木に囲まれた狭苦しい場所で観戦していたら、何故か人が集まってくる。いい場所と勘違いしているみたいだ。退散しまた放浪。男子エリートはよく戦略を練らないと…。

【9月25日】
エリート男子RR。朝食後、すぐに周回コースに向うも、S/F地点付近は満員状態。テントはあるわ、集団で場所取りしてるわで、気合いがみなぎっている。出遅れたー(泣)。やっと“300m to go”あたりに隙間を見つけ、「ここいいですか?」「二人? いいよ」と入れてもらう。フィニッシュラインもオーロラビジョンも見えないけど、ちょうど補給地点で速度が緩む場所。動くことも出来ず、立ちっぱなしだったけど、260kmが短い時間に感じられた。

帰りにクリス・ボードマンを発見。サインを貰いながら「私、トラックレースも大好きなんですよ」と言ったら「僕もだよ♪」とおちょくられた(苦笑)。


沖美穂さん&別府選手


【9月26日】
朝食をゆっくり食べてチェックアウト。ホテルのラゲージ・ルームにお土産満載の荷物を預けることに不安を感じ、中央駅のコインロッカーを使うことにする。

駅までの道中(ほんの5分)、恐ろしいことが…。

男がカメラを持って近づいてきて、シャッターを押してくれと言う。いいですよ、と受け取ったが、悪い予感。「イタリアから来たんだ」とか「コンニチハー」とか言ってるが、カメラの液晶画面には何も映らない。更に、もっとこっちへと、横道の方へ後ずさりする。ヤバい。すると、私服刑事を装ったかのような白人男性二人組が現れ「パスポートを拝見」とか言い出した。どう見てもこの二人、デンマーク人ではなく東欧系だ。「ノーノー。アイハフトゥーゴー。トレイン、トレイン」と腕時計を指差しながら、逃げた。向こうも警戒していることを気付いたようで、深追いはしてこなかったけれど…。

もうすぐ旅も終り、赤線地帯の中級ホテル街といっても特に危険なことはなかったし~、という油断からだと思う。それにこういった手口の泥棒・詐欺の話は何度も聞いてきたのに。怖かったし、油断を反省した。

コインロッカーは使い方も簡単だし、大型スーツケースが入る大きさのものまである。有人の手荷物預り所も同じ場所にある。

TTのコースを再び辿りつつ、アメリエンボー宮殿へ。TTのために封鎖されていた町と別の顔をしている。危うく迷いそうになった。

コペンハーゲン国際空港は自転車関係者で溢れ返っていた。スタバではファラーやフィニーがお茶してる。ニコール・クックが自転車2台をカートに乗せて急ぎ足。

乗り継ぎがあるので、あっちだこっとだとたらい回し気味。状況を理路整然と英語で説明できる私になりたい。ニュージーランドの男子ジュニア選手の後ろに並ぶ。リュックには飛行機用の枕がぶら下がっていた。眠りを大切にしてるんだね。気の毒に荷物の超過料金を取られていた。まだ18歳ぐらいだろうに、一人で世界を飛び回っている。偉いよ。

【9月27日】
定刻より15分ぐらい早く成田到着。

(photo by kumataro)

コペンハーゲン ロードレース世界選手権 観戦旅行 brief memo (1)

2011-09-28 20:47:17 | trip to Copenhagen 2011
ロード世界選の旅(9月19日~27日)。まずはブリーフメモその1。

【motive & preparation】
トラック世界選は観た(2009年@ポーランド)。ロード世界選も観てみたい。節電でいぬたろうの夏休みが例年より増えたし。

エアチケット…特典無料航空券。ただし、フランクフルトまで。そこで、往路はフランクフルトから寝台列車でコペンハーゲン入り。復路のコペンハーゲン~フランクフルトは飛行機で。

【9月19日】
成田→フランクフルト国際空港→フランクフルト中央駅。どこかの旅客機が油漏れとかで、成田の滑走路一時閉鎖。多少、機内に缶詰にされたが、30分遅れ程度でフランクフルト国際空港に到着。滞りなく、中央駅へ。

コペンハーゲン行きのプラットホームを確認し、ドイツ国鉄のラウンジへ。一等車なので、ファーストクラスラウンジへ通される。どうも飲み物・軽食は無料らしい。慣れてないもんで(哀)、サンドイッチを持ち込みした。で、飲み物だけオーダー。

時間が近づいたので、コペンハーゲン行の1番線に行ったら何故かモスクワ行きが停まっている!? それも結構ボロボロ。焦りまくってホームを爆走。長いよホーム(泣)。やっとコペンハーゲン行きらしき車両を見つけたが、どれが自分の車両か分からない。197号車とか意味分からないしー。右往左往した揚句、「私の車両はどれですかー?」半泣きで顔ピーの作業員風のおねーさんにすがるように聞いたら「これよ。大丈夫???」って目の前でしたorz

なんとか無事乗車。。。 2人用の個室。車掌さんが部屋の使い方などを説明。

【9月20日】
興奮してるし、揺れが激しい故、あまり眠れない。それでも、観戦のために寝とかなきゃーとうつらうつらしていたら、ドアをガチャガチャ開けようとする音が…。更に部屋に人影。恐怖。いぬたろうもドアのガチャガチャで起きたが、二重に鍵がかかっているし、侵入はされていないと。

空が白んできた。牧歌的な景色を見ながら「列車の旅っていいよねー」などと話すが、深夜のガチャガチャの恐怖が忘れられない。それに7時に頼んだ朝食もこないし。昨夜の車掌は実は偽者なのでは…と不安最高潮のところへ「列車が遅れております。故に朝食も遅れました。ごめんなさい」と車掌さん登場。ふ~~~。朝食はコンチネンタルスタイルで美味しい。

コペンハーゲン中央駅到着。ホテルへ直行。赤線地帯の中級ホテル街と聞いていたが、それほどヤバい雰囲気ではない(午前中だし)。チェックインの時間まで荷物を預かってほしいと言ったら、ここに自分で入れといてねー、と“ラゲージ・ルーム”の鍵を渡される。普通の物置みたいな場所にスーツケースがぎっしり。なくなりそう(涙)。

あわてて、TTのコースへ。興奮。この日はジュニア男子とエリート女子。翌日のエリート男子TTの“位置取り”を考えつつ、歩ける範囲でコースを見て回る。ジュニアと女子の間の時間に、エリート男子の選手が試走したりで楽しい。

夕刻チェックイン。荷物は無事(ほっ)。バスタブなし、部屋は小ぎれいだが狭いと聞いていたが、バスタブはあるし、部屋も広い。6泊もするので、気を利かせてくれたのかなぁ。感謝。ただ、バスタブの栓はゆるゆるで、全く湯を溜められなかったけど(苦笑)。軽い夕食、ちゃんとした朝食付き。物価の高いデンマーク、ありがたい。

【9月21日】
エリート男子TTは12時半からだが、早々にコースへ。グリーンエッジのチームカーやスカイのバスなんかも来ていて、周りをうろつく。スタート台の近くに行くが、観客はまばら。暫くバス停のベンチに座っていたら、スタートリストを貼りに来たおねーさんに「バスを待っているの? ふふっ♪」と冷やかされる(←道路は朝から完全封鎖)。「ビッグデーよね~」などと話しつつ、鉄柵前に移動。

彫像のように鉄柵前に只管立つ。我慢我慢。振り返ったら、人垣が二重三重に。もう動けない。

かっ飛んでるところも観たい、宮殿の石畳も観たい、コーナーも…そんな望みは叶う筈もなく、スタートシーンを観る!! 

エリトリアの選手だったか、スタート台でよろけちゃって、あわや落車(転落?)。でもそんな姿にひときわ声援が高まり、観客の温かさを実感。

ボブリッジの激走に感激。序盤爆走。メダルには届かなかったが、いい走りをしたと思う。スタート台で、右腕を横に出すしぐさ(※ 追い抜きでもスタート前にやる)も見られたし。声援を送っていたので、写真全滅orz マイヤー兄を出したほうが…と思い続けたけど、ボブリッジはちゃんと大一番に合わせてきた。立派。個抜きのワールドレコード保持者だものね。きっとロードTTでもいつか大きな勝利を手にする筈。

【9月22日】
休息日。まずは近郊電車(エストー)の乗り方を学びつつ、アーネ・ヤコブセンがデザインした監視塔があるビーチへ。

2ゾーンの回数券を持っているのだが、刻印機の使い方が分からない。ロッテルダムの刻印機とは勝手が違う。おろおろしていたら、通りすがりのおにーさんが「Can I help you?」と。目的地クランペンボー駅は5ゾーン。二人で10ゾーン。2ゾーン回数券は2ゾーン券が10回分。刻印機は1回分に刻印するので、2×5、つまり5回刻印機に突っ込めば、二人分の10ゾーンが刻印される…ということと教えてくれた。ありがとうございますー(嬉泣)。

ビーチは駅のすぐ近くなのに、逆に行ってしまい、住宅地を彷徨う。駅へ戻り、軌道修正。

何故か、ヤコブセンの監視塔は見つからなかった。オフシーズンだから、片づけられたのか、場所が違うのか…。静かなビーチ、遊ぶ人懐っこい犬、全裸女性(!!)を堪能したので監視塔には拘らず撤収。大体、ここはエリート男子RRの周回に入る前のコースだから来たわけなので(※ ただの海沿いの広い道路だった)。

このあと、水上バスやら、世界3大がっかりやら。人魚の像は別にがっかりじゃなかった。とても悲しげな像だ。でも、腰から下が魚かと思っていたら、太ももがあるのでちょっと驚いた。

(photo by kumataro)