グリーンエッジ入りが決まったキャメロン・マイヤーだが、2012年のスケジュールに悩んでいるそうだ。ツール・ド・フランス デビューが半ば約束されているだけに。。。
ウィギンスの悩みと近いけど、更に事情は複雑だ。
Cycling Central: Meyer questions London Games participation
来季前半戦の主要な目標レースは、ツアー・ダウンアンダー(1月)とトラック世界選(4月)。
4月後半のロマンディあたりには、ロード専業選手のジェランスなどが、35日分のロードレースをこなしてきた間、自分はダウンアンダーの1週間だけ。焦る。
ロンドン五輪はオムニアムを狙う予定も、250mフライングTTや1kmTTはやったことがない未知の種目。
マディソンとポイントレースが得意種目なので、新しい種目への挑戦はリスクも感じる(※ 五輪トラックの中長距離種目が団抜きとオムニアムしかなくなった)。
で、五輪でオムニアム出場を狙うのなら、4月に母国で開催されるトラック世界選でもオムニアム出場は必須。
マディソン世界チャンピオン3連覇は、スケジュール的にできないかもしれない(ポイントレースとの両立は無理)。
ポイントレースは過去5回の世界選に出場し、メダルを逃したことがないから外せない。
その上、オムニアム出場となると、更にスケジュールがきつくなるし。
ゲラント・トーマスは、ツールから五輪へ向けて、その間のリカバリーについての生理学的検査を受けたらしいが、五輪の団抜きは自分は考えていない(※ ツール: 7月22日終了 ~ 五輪団抜き予選: 8月2日)。
ゲラント・トーマスやウィギンスはツールの経験があるから、ツール・デビューとなる自分とは違うからね。
今後の主な予定は、スペインでのトレーニングを経て、ツアー・オブ・ブリテン(9月11日~18日)、ツアー・オブ・北京(10月5日~9日)、ヘラルドサンツアー(10月12日~16日)。
ロード世界選RRはアシストとして出場したい気持ちはある。ただロード世界選TTは、TOB終了3日後だから、どんなもんだか…。
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正直、オムニアムには驚いた。やはり250mFTTと1kmTTが激しく心配(苦笑)。
トラック選手の最大の目標、オリンピックの金メダルは何としても狙いたいが、種目が未知の分野であるオムニアム、というのが話をややこしくしている。トラック世界選の出場種目にもかかわってくるし。
じゃあ、ツールはスキップして、五輪に目一杯照準を合わせる…という訳にもいかないようだ。母国チーム、グリーンエッジの旗揚げの年なので。
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この記事のコメント欄が面白い。トラック競技が盛んなオーストラリアのこと、五輪派が多いのかと思いきや、意見は真っ二つといった様相。どうもエヴァンズ効果がツール派を押し上げてる一因のようだ。
「オリンピックは4年に1度。ツールは毎年あるじゃないか」
「自転車競技を知らない人には、ツールよりオリンピックだよ」
「ロード選手としては、五輪よりプロツアーでの活躍の方が重要」
「ロードの経験を早くから積んだ方がいい」
「インデュラインの言葉に“トラック競技は人間のためのもの。ツールは戦士のためのもの”ってのがあるんだよ」
「オグレディの最後のオリンピックはアテネ。ツールはその後も乗ってるじゃないか」
+++
まだ時間は多少ある。
気になるのが、トラック世界選の出場種目。マイヤーは種目別スケジュールを踏まえてインタヴューに答えているが、公式サイトにはまだ発表されていない。それも、確定次第掲載します、なんて注意書きを添えて…。ホームなんだし、ちょっとした“追い風”にならないかなぁなんて思ったり。
リー・ハワード(赤・3)、キャメロン・マイヤー(黒・3)
来年の世界選ではこのペアは見られないのだろうか?
(photo by kumataro @2011 ベルリン6日間レース)
ウィギンスの悩みと近いけど、更に事情は複雑だ。
Cycling Central: Meyer questions London Games participation
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正直、オムニアムには驚いた。やはり250mFTTと1kmTTが激しく心配(苦笑)。
トラック選手の最大の目標、オリンピックの金メダルは何としても狙いたいが、種目が未知の分野であるオムニアム、というのが話をややこしくしている。トラック世界選の出場種目にもかかわってくるし。
じゃあ、ツールはスキップして、五輪に目一杯照準を合わせる…という訳にもいかないようだ。母国チーム、グリーンエッジの旗揚げの年なので。
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この記事のコメント欄が面白い。トラック競技が盛んなオーストラリアのこと、五輪派が多いのかと思いきや、意見は真っ二つといった様相。どうもエヴァンズ効果がツール派を押し上げてる一因のようだ。
「オリンピックは4年に1度。ツールは毎年あるじゃないか」
「自転車競技を知らない人には、ツールよりオリンピックだよ」
「ロード選手としては、五輪よりプロツアーでの活躍の方が重要」
「ロードの経験を早くから積んだ方がいい」
「インデュラインの言葉に“トラック競技は人間のためのもの。ツールは戦士のためのもの”ってのがあるんだよ」
「オグレディの最後のオリンピックはアテネ。ツールはその後も乗ってるじゃないか」
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まだ時間は多少ある。
気になるのが、トラック世界選の出場種目。マイヤーは種目別スケジュールを踏まえてインタヴューに答えているが、公式サイトにはまだ発表されていない。それも、確定次第掲載します、なんて注意書きを添えて…。ホームなんだし、ちょっとした“追い風”にならないかなぁなんて思ったり。
リー・ハワード(赤・3)、キャメロン・マイヤー(黒・3)
来年の世界選ではこのペアは見られないのだろうか?
(photo by kumataro @2011 ベルリン6日間レース)