『アイ・アム・デビッド』鑑賞@歌舞伎町。
映画としての深みには多少欠ける感じもするが、お涙頂戴に走らず、私は好きだな。上手く90分にまとめてある。
収容所内の過酷なサバイバル・ストーリーではない。少年デビッドが収容所を脱走し、行く先々での未知の体験を綴るロード・ムービー。
【覚書】
- 勿論デビッドは子供で、ボンドでもイーサン・ハントでもジェイソン・ボーンでもないのだが、持ち前の利発さで沢山の危機を乗り切る。応援せずにはいられないって!!
- 物心ついた時には収容所…。デビッドがお金の存在を知らない件に涙。
- デビッドが自然を謳歌するシーンが好きだ。
- パンフレット内で「何故デビッドは(食べ物ではなく)石鹸を盗んだのか?」ってことに主演のベン・ティバー君が言及してるんだけど。その答えが素晴らしいの。12歳に教えられるw
- デビッドとソフィーの猫のシーン。私の号泣のストライクゾーン。。。
- ジム・カヴィーゼル目当てで観に行った。天才子役に食われちゃってる?って少し心配だったけど。なかなかどーして。いい味出してた。
- その天才子役ベン・ティバー君。『リトル・ダンサー』のキャスティング・ディレクターが見出しただけあって上手い。
- 収容所の将校役の俳優さん。どっかで見たことが…。なんと『パッション』のローマ総督ピラト役をやってた人だった(フリスト・ショポフ)。気がつかなかったけど船乗り役は『パッション』のペテロなのだ(フランチェスコ・デ・ヴィート)。メルたん、3人まとめてここからスカウトですかい?
- イタリア人の少女がデビッドに色目を使うのだ。まだ子供だよ。さすがだな、イタリア人w