goo

現状保存塗装、ラスティ・ペインティング

 米国では1940年台の真っ赤に錆びた車をレストアする際、錆びたボデイをそのまま保存するような塗装をすることがある。サビも価値ある歴史の一部なのだ。

 ソニーのカセットデッキTC-FX606Rの修理が終わり、ふと眺めると筐体の上面にサビ。

TC-FX606R

 普段だと紙やすりをかけてシルバーのスプレー塗料を塗れば新品同様になる。しかし今回はサビを残したまま、これ以上サビが進まないような塗装をしてみようと考えた。サビも歴史だ。

 シール部分にマスキングテープを貼り、洗剤で優しく洗う。

TC-FX606R

 クリアラッカーを薄く塗り重ねること3回。

TC-FX606R

 出来上がり。仕上がりはどうだろうか。最初の写真と区別がつかないだろう。

TC-FX606R 

 「一仕事やったぜ」感の少ない作業だった。何しろ見た目が全く変わっていないのだ。この次塗るときはまるで新品状態を目指すことにしようと思っている。



人気blogランキングに参加しています。
クリックをよろしくお願いします。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 視点を変えた... GPSリセットの... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。