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パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

 映画パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンドが興行収入の新記録をたてたということだ。シリーズもの3作目ということで期待半分くらいで観に出かけたのだが楽しんで帰ってきた。

 まずコンピュータグラフィックス、CGがすごい。ただ、これは一体実写だろうかそれともCGだろうかと迷うところはなく、こんな手の込んだCG作るのは大変だっただろうなあという感想になる。CG技術に限界のあった数年前には映像や脚本に工夫があった。しかしCGで何でも表現できる現在、プロットに必要だからCGで画面を作ると言うよりも、CGであんな表現もできるしこんな絵も作れるが先にあってプロットにひずみが出てきているところもある。

 前作に比べて登場人物が大勢増えてこんがらがってくる。これだけの人間を登場させる脚本は大変だろうと思うが、やはり矛盾点や理解しにくいところが多々出てくる。もっと登場人物を整理して、脚本をねり、理解しやすく作ってくれたらよかったとも思う。

 それでもジョニー・デップが演じるジャック・スパロウは最近作られた中では最高のキャラクターだ。歩いているだけで、いや出てくるだけで面白いと言うのは得な役だ。
 
 うわさになっていたローリングストーンズのキースリチャードがジャックスパロウの父親役で出てくる。ギターを弾いてくれるから楽しめるのだが、それでもプロットを複雑にしている。いや、実際には彼の出てくるエピソードを全てカットしても全く影響は無いのだが、見ているときは何かの伏線だろうなと思っていたのが見事に裏切られることになる。

 168分の上映時間だから約3時間である。それにしては退屈しないで見ることができた。ただあまりにも長いので、エンドクレジットが出るとすぐに帰る人たちが沢山いたが、この映画は最後まで見なくてはいけない。このエンドクレジットも延々と長いのが困ったものであるが。

 まあ、この映画を一言でいうとプロットが難解だからもう何回か見ないと理解できそうに無い、、、、、、お後がよろしいようで、、、、、


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コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (panco)
2007-07-01 12:01:12
私も見てきました♪
確かに、話が複雑になりすぎている感は否めなかったですが、3時間はあっという間でした。
もっとじっくり見ると、突っ込みどころもいろいろ出てきそう・・・
でも、こういう映画は何にも考えずに楽しめばいいのよね。
次回作もあるようですが、個人的には「呪われた海賊達」が一番面白かったです。
それにしても・・・
私もラストを見ずに席を立った一人です・・・あぁ・・・
 
 
 
ああラストを (kumasan114)
2007-07-01 15:28:47
panco様

コメント有難うございます。
私も「呪われた海賊達」が一番だと思います。もっともディズニーの海賊ものと言うことでちょっと敬遠していたものですから劇場では見なかったのですけれど。

エンドクレジットが始まると、前の席にいた中学生くらいの女の子3人組の一人が飛び出して行きました。あれ、最後まで見たほうが良いのにと思っていたら、そのうちハンカチを手に息を切らせながら帰ってきて、「よかったー間に合った」と言っていました。そのくらいエンドロールが長かったので途中で帰ってしまいますよね、普通は、、、、
 
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