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日本のグランド・キャニオン、日本の地質と地形

 青森県の十二湖のそばにある日本キャニオンは米国にある本物のグランド・キャニオンに比べたら芥子粒のように小さくて、「わお、これはすごい」という感覚はなかった。

日本キャニオン

 ところが地質学者の目から見ると、本物のグランド・キャニオンは

グランド・キャニオン

 「なーんだ、ただ地層累重の法則によってほぼ水平な地層が積み重なっているだけではないか」(高木秀雄)

 と思うらしい。それに対し「日本の地質は例えば城ヶ島のわずか1000年前の地層でも地層の上下が逆転しているなど、その複雑な地層構造に圧倒される」と言う高木秀雄の著書「日本の地質と地形」を図書館で借りてきた。



 日本列島が地質学的にいかに特殊で、変化に富んでいるかをきれいな写真とともに見せてくれるこの本、日本に住んでいるのにこれらの風景を見ていないのはいかにもったいないことなのかと思わされる。

 ただし、この「第四紀の地層でも垂直に立っていることがよくあったり、下仁田ジオパークでは2km四方の地層の上下が逆転している」などといわれると、素人地質マニアにとって日本の地質は難しすぎる感もある。

 何度眺めても飽きないこの本、結局アマゾンで購入することにした。


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