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DELL XPS-8950 LAN設定

  去年の暮、いよいよWindows11を導入するかとDELL社のデスクトップPC、XPS-8950を購入した
 
 しばらく使ってみてなにかおかしいと感じたのが、ファイルのアップロード速度。youtubeにファイルをあげようとすると遅い。

 そこでSpeedtestで測定してみるがダウンロード726Mbps、アップロードロード391Mbpsと問題なさそう。BNRで測定してもそれぞれ862Mbps、480Mbpsとやはり問題ない。

 しからばと FASTで測定するとダウンロード710Mbpなのにアップロードが1.8Mbpsと2桁遅い。何かの間違いだろうと何度やっても同じような結果だ。

 一体どうしたわけだと手当たり次第測定サイトをはしごして、みんなのネット回線速度サイトに行き着いたとき、原因の一端がわかった。このサイトはIPv4とIPv6を分けて測定してくれるのだ。

 IPv4のアップロードが814MbpsなのにIPv6のアップロードが4.39Mbpsしかないのだ。



 ネットワーク環境の問題と切り分けるために、XPS8950に接続していたLANケーブルにノートPCを接続し測定するとIPv6のアップロードも問題なく高速だ。こうなるとXPS8950に問題があると考えてよいだろう。

 さらに問題点を絞るためにXPS8950をWiFiでONUに直結してみるとIPv4のアップロードが125MbpsでIPv6のアップロードが102Mbpsと問題ないことがわかった。こうなるとXPS8950のLANチップ、Killer E3100Gに何らかの問題がありそうだ。まずやったのがドライバーの再インストール。これでは問題解決せず。

 再インストール作業中に気がついたのが、LANチップのプロパティに詳細設定があること。この中でIPv6とある項目を全て無効に設定して速度測定をしたらIPv6のアップロード速度が681Mbpsと100倍以上改善された。



 その後設定項目を項目ごとに設定し、結局一括送信オフロード(IPv6)を無効にすることで、正常速度が出ることがわかった。

 最終的に無効化できる項目はフローコントロール、割り込みモデレーションの2項目以外はすべて無効に設定した。この2項目については動作の理解がないためそのまま残したものである。

 1週間ほど悩んだがやっと解決することができた。一時はLANカードの購入まで考えたので、結果良しとしよう。

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