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SONYタイマーのリセット

 ソニーの製品は保障期間が終わると図ったように壊れるという伝説がソニータイマー伝説である。まるでタイマーが仕掛けてあるように一定時間後に壊れてしまうらしい。

 我が家でも故障したソニー製品がごろごろしている。先日ソニーのラジカセの修理がうまくいったのに味をしめカセットデッキの修理に取り掛かった。

 1984年ころ買ったソニーのTC-FX606Rがターゲット。再生を始めると数秒でとまってしまい、カセットを取り出せなくなる。いったん早送りをすると取り出せるのだが、そんなわけでもう10年も使っていなかった。

 それを修理しようと思ったのは、ラジカセ修理のブログにpierre nicoleさんがつけてくれたトラックバックで、カセットテープは決して消滅しないという記事を紹介してくれたからだ。

 まず裏蓋をはずす。

sony TC-FX606R

 カセットのキャリアが左部分。ここのカバーをはずすと機構部分が見える。5ミリ幅のゴムベルトが緩々になっている。 取り外して長さを測ってみると約105mmφ。さっそく千石電商の通信販売で85φ、90φ、98φの3種類のゴムベルトを購入した。値段は一本300円。

TC-FX606R

 結局98φx0.5x5のベルトが一番よさそうなのでこれをセット。

TC-FX606R

 これで修理完了。昔録りためたテープがよみがえった。ワウはあるし雑音も聞こえるけれど耳に残っている懐かしい音だ。録音したときの情景まで思い出すからボケ防止のトレーニングにもよさそう。

TC-FX606R

 ちまたで言われているソニータイマーだが、回転部分の多い機器でゴムベルトが劣化するのはやむ得ないのではないかと思う。むしろゴムベルトの交換だけで25年前の電子機器が機能回復することを褒めるべきなのかもしれない。トヨタの株を売ってソニーを買っておこうかと思っているのだが、、、、


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