2012年 夏-「日独で目指そう!!脱原発の旅」②

2012年07月29日 | 脱原発

東京、水道橋の駅から少し離れたショットバーのカウンター。夜中の1時。
日本に戻って二日目。
今日は日本で緑の党が結成された日。




約30年前、ドイツで緑の党がまだ草生期の頃、68年世代の政治運動の後、
オルタナティブと呼ばれた生活運動の中の価値転換、別の価値、別の生き方を求めた若いドイツの人達が
自分達の行き着くところも知らぬまま、始めた運動。
かれらが外国のモデルを取り入れることはなかったと思う。


「日本は日本流、独自性よりも先進モデルから学んでいこう。
唐の昔からそれが日本のスタイルだった。」
今日はドイツの緑の党ヘーン議員さんの隣に座りながら、独日の通訳をしながら、そんなことを思う。


閉塞の時代、新しい生き方を求める時。
僕もドイツから出来ることはしたいと思う。

妻の若い頃の真赤なジーンズを思い出す。実にいさぎが良かったと思う。
やはり文化の違いはあれ、日本流であれ、自らの力で内発的な変化が日本に起こるようにと思う。
何はともあれ、今日は自分の昔と今がつながる日だったのだろう。

30年前、自分が一番好きだったドイツの姿。
僕の今の生活にも、家族との生き方にもその気持ちがつながっているのだろう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。