ハイネの五月

2010年05月25日 | 言葉&読書
一昨日のメモ。5月24日、月曜日。

今日は本当に良い天気。妻と娘と三人で、久し振りに
デュッセルドルフの街に出る。





ハイネの歌にもある、5月のドイツは一番いい季節

"Im wunderschönen Monat Mai,
Als alle Knospen sprangen,
Da ist in meinem Herzen
Die Liebe aufgegangen.

Im wunderschönen Monat Mai,
Als alle Vögel sangen,
Da hab ich ihr gestanden
Mein Sehnen und Verlangen."

                                (Heinrich Heine)


「美しく輝きに満ちた五月
蕾達がいっせいに開き始める
そのとき、僕の心の中には
初めて恋が芽生えた。

美しく輝きに満ちた五月
鳥達が歌いはじめたとき
僕はその人へのあこがれ、
想いのたけを打ち明けた。」
                              (僕の自由訳)





上記の詩は若きハイネの詩集「歌の本」の中の一つ。
ロベルト・シューマンの有名な歌曲集「詩人の恋」の冒頭の歌。

デュッセルドルフはハイネ生誕の地。僕もこの大学の学生だった。
30年近く前のこと。今でもゲーテよりはハイネの方がずっと好きだ。


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