ドイツから来た「脱原発ショルダーバッグ」ー 毎日の暮らしの中でプロテスト!

2011年08月12日 | 脱原発

昨日、日本からドイツに戻りました。気温は24度、もう秋が来たようです。
約4週間の日本滞在の間、毎日、この「原子力おことわり!」の麻袋、
ドイツからやってきた「脱原発」ショルダーバッグを肩に提げて歩いていました。

2ヶ月前の日本滞在時に比べて、「脱原発」のテーマが日常の話題となったこと、
その気持ち、気運が人々の間で高まっていることをはっきりと感じました。
この流れはますます強くなっていくはずです。





だからこそ、今、大切なことは一人一人がはっきりと意思表示をすること
だと思います。一方で、脱原発のデモや集会に個人で参加するのは、
日本では、なかなか大変なことです。

このショルダーバッグのメッセージは「脱原発に必要なのは、一人一人の
少しの勇気。毎日の暮らしの中で、肩肘張らずにはっきりとプロテストをしよう。」
だと思います。

日本の今の状況を本当に変えられるのは、政治家でも行政でもなく、
市民一人一人の声だと思います。そのためにこのショルダーバッグが役に
立てばと思いました。使い方は実に簡単です。ただ肩に提げて買い物に
行ったり旅行やビジネス出張のサブバッグとして使うだけです。それだけで
何十人、何百人という人に自分の気持ちと脱原発のメッセージを伝えることが出来ます。

多くの人達が、「子供達の健康を守りたい。」「未来を、自分達の手に取り戻そう!」
「もう、原発はこりごりだ!」など、いろいろな気持ちを胸に抱いているはずです。

今回はこんなことを考えながら、日本のあちこちで脱原発ショルダーバッグを
持ち歩きました。いろいろな人と話をしました。その中で僕の直感では、
これからの日本を変えていくのは、より良い未来を作り出せるのは、男性よりは
女性達ないし女性原理だろうということです。

日本のあちこちで、たくさんの女性がこの「脱原発」ショルダーバッグを
担いでくれました。東京と京都の市民団体とも日本での活用法について
話をしました。多分、9月中旬頃にはこの脱原発のメッセージバッグが各々の街で
使い始められるはずです。毎日400人、500人の女性や男性がこのバッグを
肩に担いで、原発の無い日本を目指して歩き始めることを願っています。

以下、「原子力おことわり」のメッセージ、女性達の声シリーズです。
(来週は男性達の声シリーズをお届けしたいと思います。)




僕がいつも泊まる、京都のホテルのフロントの方。
「本当に素敵、私もぜひ持って歩きたい」と言ってくださいました。
日本に最初の1000枚が届いたら、すぐにお知らせします。




5月の「Help Fukushima! Sayonara Genpatsu!」の日独チャリティ
コンサートでもお世話になった環境市民のお二方。
秋までにはこのバッグをお届けしたいと思います。ぜひ広めてください。




京都の真ん中、四条通り阪急ビルの前で。
アルバイトの女性の方、声を掛けたら「脱原発、もちろんいいですよ!」




新潟三条で。同世代の日独のお母さんペア。
二人とも「原発は絶対反対です!」




京都東寺のがらくた市で。
入り口でアイスコーヒーを販売していた女性。
「脱原発のバッグ、いいですね。」




東北地方出身の若い女性の方。
「私の親戚も福島にいます。私はもちろん脱原発です。」




東南アジアから日本に来た実習生の二人。
「私達はもちろん、脱原発です。」




ドイツオペラの練習をしていた女性グループの一人。
「音楽を愛する心と、原発推進は相容れません!」とのこと。




沖縄・座間味島の将来を担う若き女性達。
「もちろん、原子力は要りません!」

日本の今の状況を変えられるのは私達一人一人の声だと思います。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
原子力?おことわり (OKABAR)
2011-08-17 22:33:40
高田さん、ブログで紹介しました。
ところで、9月には日本で販売されるのですか?どこで手に入るか、わかったらぜひ教えてください。よろしくお願いします。
返信する
bagについて (LiLiMama)
2011-09-23 23:44:09
はじめまして。こんにちわ。0歳娘をもつママです。
このBAGを入手したいのですが東京だとどこでgetできますか?
宜しく御願いします。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。