ドイツの郷土料理のメモ

2017年10月10日 | ドイツ・ヨーロッパの「食」

ドイツにもきしめん風や餃子風の美味しい料理が有ります。

例えば、南ドイツ・シュヴァーベン地方の郷土料理、
卵がたっぷりはいった薄いパンケーキ状の生地を細長く切った
具が牛の透明なコクのあるしっかりしたコンソメの中に浮かん
でいる「フレードゥレズッペ」。あるいは、イタリアで出逢った
ラビオリ娘が南ドイツに嫁入りして十年経ったような「マウルタッシエ」
です。もう一つ忘れてはならないのがマカロニのような蕎麦がきのような
「シュペッツレ」。
昔は、この三つの料理がきちっとできなければ嫁にはいけないと
言われたくらい南ドイツ、シュヴァーベンの人達の暮らしに
根付いた料理です。 

南ドイツを旅行した際は、是非、小さな村の地元の
料理屋で試してみてくださいね。

シュヴァーベン地方の古い街、アーレンの街並み。
戦災でだいぶ破壊されましたが、戦後、元の景観を見事に
復興しています。

こんな雰囲気の村の料理屋さんが、南ドイツには何百、何千と
あると思います。