30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

完成は遅れて12月にー家の建て替え

2010-12-02 | その他

家の建て替えを行っている。11月末完成予定だったのだが先に延びた。いまが仕上げに向けてのラストスパート。仮住まい生活も6カ月を過ぎ、すっかり慣れてしまった。そうなると、こちらは急ぐこともないので、どうせならあわてることなくいい仕事をしてもらいたい。完成が遅れたといっても12月には引っ越しができそうだ。待てよ、いまだに殺風景な室内を見てるとホントに大丈夫かなと思う。

12月1日現在の建て替え状況を記録した。今回はスライドショーに挑戦。gooブログではスライドショーができないので、
こちらのページへ。

たしかにだいぶ出来てきた。外囲いがはずれて外観が見えた。しっかりした家ができた。どっしりした構えだ。これまでの三井のツーバイフォーの家とはだいぶ印象が違う。周囲の積水とかダイワといった大手メーカ-のものとも違う。在来工法による家はがっしりとしているなと実感できる。

いま漆喰の壁塗りをやっているところで、これが終わると照明、台所、風呂などの設備が続々入る。これでやっと家らしくなる。

これと並行して、門、車庫、アプローチ、柵などの外構工事も急ピッチだ。外構工事のため、思いきってタイサンボクを切ってしまった。わが家では一番大きな木で、シンボルであった。高い木だから、枝葉を切り落とすために落下しないよう命綱を締めて木に登り作業をする。毎年一回は行う。それだけに愛着がある。しかしこれから先、よぼよぼになってくると、この木の面倒ができなくなる。30数年付き合ってきた木はあっけないもので、あっというまに切り倒された。見通しがよくなって、わが家が一望できるようになり、以前の家の面影は垣根ぐらいになった。

家の建て替えで失ったものは樹木である。狭い土地だからこれは仕方ないのだが、このタイサンボク、それにタブノキ、モッコク、ツバキ、ワビスケ、クチナシ、サザンカ、ユズなど成木が10本以上も切られた。低木を含めるともっとになる。ブドウの木も3本切られた。ブドウもこの先の手入れを考えると仕方ないのだが、好きなだけに未練がある。

住宅は、庭の樹木とのバランスが大事だと思う。家がどんなに豪華でも庭木がないとさまにならないし貧弱に見える。敷地いっぱいに建っている家もそうだ。家と樹木とのバランスが大切だと思う。小さな家でも庭の樹木と調和していると、趣味のよさを感じて立ち止まって見てしまう。

「この木を切らないと車庫が狭くなりますね」なんていわれると、この木をどうしても切らなければならないのかと悩んでしまう。できれば切らなくて済むように頼むのだが、しょせんは無理な注文だ。もっと広い敷地であったならと、ないものねだりもしたくなる。贅沢を言っても、しょせんは狭いサラリーマン住宅だから高が知れている。あきらめるしかない。

「新しい家が楽しみですね」とよくあいさつされる。たしかにそうなのだが、自分の楽しみが少しだが失われたことを考えると、ちょっとばかり苦い楽しみといったところである。

以下はこれまでの記録である。
 5月27日 この家ともおさらばだ
  8月12日 建て前を迎えた家づくり
  9月22日 木の香りに包まれて
10月12日 外観が完成近くの姿に
11月10日 そろそろ完成のはずなのだが


 

 

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