30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

マルチ&トンネルで春まきダイコンの発芽

2018-03-11 | ダイコン

秋まき秋冬どりのダイコンが終わった。凍害を防ぐため12月末に掘り出し土の中で貯蔵して食べてきた。2月下旬から気温が高い日が続いた。案の定、腐り始めてきた。例年こんな感じになる。

ダイコンは秋まきの年一回だけしか作らなかった。それが昨年から春にも作るようになった。ダイコンは秋まきが一番うまいのだが、ものは試しと作ってみた。

昨年のタネまきは2月末。マルチを敷き、“穴あきビニール”をトンネル掛けした。これで万全と思いきや失敗した。十分に根が肥大しないうちにトウ立ち始めた。知り合いの農家に尋ねた。タネまき後に低温に当たるとトウ立ちするのだという。

穴のあいていないビニールでは温度が高すぎるのではと、穴あきのものを使ったのだがこれでは保温が十分ではないことがわかった。それならとこんどはビニールで密閉した。これはうまく育ってくれた。

なるほどねと感心した。気温は地域差があるから低温対策はまちまちなる。これでこの地域での春ダイコンの低温対策がわかった。

この春はもちろんそうした。
2月27日にタネまき。タネはもちろん晩抽性の品種。今回は乾燥を防ぐため遮光ネットをべた掛けした。すなわちマルチを敷き、遮光ネットをべた掛けし、さらにビニールのトンネル掛けで密閉した。

3月7日、たぶん発芽しているだろう。遮光ネットをかぶせていたのでやや徒長気味だ。すぐに遮光ネットは取り外した。

昨年の経験からすれば春ダイコンはこんなに早くタネをまくことはない。3月中旬以降になってからタネをまくほうが栽培しやすいとわかっていた。それなのに今回も早めにタネをまいた。

春ダイコンはことしで2回目。繰り返し経験することで栽培のポイントがしだいに身につく。家庭菜園はこの試行錯誤が楽しい。

さて、次はトンネルのビニールをいつ取り外すかだ。昨年の経験でいえば4月の初旬になるのか。


       
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