30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

ハクサイに苦戦

2013-09-08 | ハクサイ

ことしはハクサイに苦戦している。手を焼いている。なかなか思い通りに行ってくれない。そんなに面倒をかけないでくれよ、といいたくなる。

なんども書くがわたしはハクサイとなると真剣度が増す。というよりも、タネから育てるハクサイの栽培はむずかしいから真剣にならざるを得ない、といったほうが正確だ。さらに冬にお香香を食べるためにもここは絶対に栽培に失敗してはいけないというすごいプレッシャーもある。

これらもろもろを背負って、ことしもハクサイのタネまきと植えつけを迎えた。この四半世紀の間、失敗したり成功したりと、試行錯誤が続いてきた。これらが糧となり、近年は成功ばかりが続いている。

ハクサイは間引きしながら一本立ちさせればほぼ成功だと思っている。そこまでくればほっと肩の荷が下りる。失敗はそこに至るまでに多いからだ。

ポットにタネをまき、苗を育ててから定植している。ポットで芽がきれいに出たものの、ことしはそれからがいけない。本葉が出るか出ないかのときに枯れてきてしまう。ポットの数の3分の1ぐらいがそうなってしまった。仕方ないからまたポットにタネをまいた。ことしは予備苗も含めて3度ほどタネをまかざるをえなかった。近年こんな事態ははじめてだ。売っている苗を買ってくればこんな苦労はしなくて済むのだが、意地でもこれだけは避けたい。

農家の人に尋ねたところ、「たぶん気温が高いせいかもしれないな」といわれた。しかしそういわれても、3度に分けてタネをまいたポットがある。生育具合が異なり、定植するにはまだ小さいものが数多い。さてどうするか。畑に移すことにした。これまでの経験がそうしろと言っている。

とにかく20株ばかりを畑へ移した。植え替えたばかりだから、しばらくは直射日光を避けなければならない。虫よけのための白い寒冷紗の上に、さらに黒い寒冷を紗を重ねた。これで失敗すれば、これからタネをまいては遅いすぎるから、市販の苗で間に合わせるしかない。

毎日、朝と夕に様子を見ている。シンクイムシ予防のための薬剤もまいている。とにかく一本立ちさせるまで気が抜けない。しばらくは曇り空が続くというから、たぶんこれでうまく行くと思うのだが・・・。あと1週間もすればわかることである。

↓ことしは本葉が出るのを待たないで、小さな苗まで慎重に畑へ移した。



↓移植してから根が張るまでの2,3日は、直射日光を遮るため黒い寒冷紗を被せてある。


   

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