30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

もう冬ネギの定植時期なんですね

2012-06-25 | 下仁田ネギ

 ↑昨年10月にタネをまいた冬ネギ(根深ネギ)。3月に1回目の植えかえをしてここまで育った。

 ↓これをさらに植えかえて定植した。 

冬ネギを定植した。もうそんな時期になったんだ。月日は超特急並みに過ぎていく。というのも一年前の同じ作業がついこの間のような気がするからだ。

冬ネギは、今年も赤ネギ、九条太ネギ、それに下仁田ネギの3種だ。すっかりわが菜園の定番になった。タマネギを収穫したあとに、そこに冬ネギを定植している。冬ネギの定植時期は一般には7月になるが、そこはせっかちならだれにも負けない私のこと、すぐに作業をはじめた。

冬ネギはタネをまいてから収穫まで14カ月かかる。手間もかかる。2回植えかえるからだ。

1)タネまき=昨年10月17日
2)仮植え=3月20日
3)定植=6月23日
4)収穫=12月中旬から翌年の2月まで

タネをまき、苗が育ったら、春先に株間をある程度持たせて植えかえる。この際、発育不良なものは捨てる。これが一回目の選抜になる。夏が来ていよいよ定植だ。ここでも細く発育不良なものは除く。1センチ以上の茎のものを選ぶ。これで2回目の選抜になる。2回も選抜されて生き残った苗だけに立派なものばかりになる。

せっかく育てた苗だ。少々細いくらいで捨てるのはもったいない。だれもがそう思うだろう。しかし実際に栽培してみればわかることで、細い苗を植えつけたとろろで十分に育たないのである。細い苗は周囲の太い苗に負けてしまう。一度経験してみれば納得する。納得しても、なかなか捨てられない。いまでもそうだ。

冬ネギは根深ネギといわれる。白いところが長くなるように育てる。そのため畝を深く掘り、生育とともに土寄せしていく。深さ約30センチの溝を掘っていく。

これがしんどくなった。雨が降ったばかりで土は水分をため込んでいて重い。この日はこの作業がとてもつらかった。こんなはずではなかったと、蒸し暑いこともあり、全身汗でびっしょりになりながら鍬をふるう。

30センチの深さの溝に苗を5センチ間隔で植えていく。下仁田ネギはもっと広く15㌢間隔だ。土は根が隠れる程度にちょこっとかけるだけだ。土を深くかけると腐ってしまう。このままにして8月からネギの成長とともに土をかけていく。

赤ネギ、九条太ネギを植えつけた。どうしたものかこの日は作業がつらい。最後の下仁田ネギは明日にしようかと弱気になったが、やり始めた作業だからここで一気に仕上げてしまう。私はいつもそうだ。つい無理をしてしまう。性分だからしょうがない。

さあ終わったぞ。2時間半の“成果”に達成感を味わっている。腰を落としての作業が続いたので腰が痛い。

問題が残る。太く育った立派なな苗がまだまだ残っているのである。これをどうしようか。立派な苗だけにこれは捨てるのが惜しい。もっと栽培面積を増やすしかないようだ。ネギはいくらあってもいいのが冬だ。


         

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