30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

サトイモ(タケノコイモ、ヤツガシラ、土垂)の“出荷”

2018-12-09 | サトイモ
 
 
 
上からタケノコイモ(京イモ)、ヤツガシラ、土垂
 
もう2週間前となった京都の紅葉旅。名所はすでに散りもみじとなっていることだろう。滞在中にふと思い立って分に過ぎたる敷居の高い料理屋に入った。京料理のエビイモを食べて見たかったからだ。ふところが心配だが清水の舞台から飛び降りた(といっても清水の舞台は現在改修工事中)。

わが菜園でつくっているサトイモは、このエビイモに加えてほかにタケノコイモ、ヤツガシラ、土垂、愛知早生と、あわせて5種。エビイモは独特の作り方があるようで、スーパーで1本千円ぐらいで売っているサイズのいいものは多くはできない。これももっぱら煮っころがしにして食べている。味はというと、もちろん好みの問題なのだろうが、わたくしがいちばん好きなヤツガシラやその孫イモとなる八つ子に及ばないと思っている。

しかし京都のエビイモといえば京料理の代表的なもの。その料理を一度口にしてみたかった。京都の地でエビイモを、この年寄りになるまで食べたことはない? いや、長く生きているから御馳走になったとは思うのだが、これがエビイモかと意識して食べた記憶はない。

供されたものはさすがに料理屋だけあって盛り付けが見た目にもいいし、味も良かった。すっかり着飾って見違えた。これが料理とおかずの違いだなと。でもわが身にはサトイモはやっぱり煮っころがいちばん似あう。というのも煮っころがししかできないのである。

わが菜園のサトイモは10月中旬に早々と収穫した。ことしは夏に日照りが続いたので農家を含めて周辺のサトイモの出来はよくない。それなのに飛び切りわが菜園だけが上々だ、と書くと自慢しているみたい(やはり自慢です)だが、事実だからしょうがない。

収穫したタケノコイモとヤツガシラは茎や皮が残っている。これをはがさないといけない。そこで土の中に埋め戻して自然分解させている。12月に入って取り出すと、皮と茎が腐り落ちて姿かたちがはっきりしてくる。下の写真はタケノコイモ(京イモ)、左が収穫のとき、右が12月上旬の姿。

   

大量に収穫できたサトイモ。自家消費はとてもできない。4人に宅配便で送る。この準備が意外とかなり手間取る。土の中から掘り出し、ざっと水洗いして乾かす。それから箱に詰める。これだけの作業だが一日仕事になった。あわせて新ジャガとサツマイモを少々入れた。

いずれも根菜ばかりで個々が重い。一個口の重量は少量でも10キロの荷物となった。

     
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