昨26日は、ダイコンとニンジンをすべて掘り出し、再び土のなかに埋め戻した。防寒のためである。こうすることで傷ませることなく2月末まで食べ続けることができる。
冬の恒例の作業であるのだが、ことしは暖冬だという。たしかにそうだ。そんな気候なのに、はたして防寒する必要があるのか迷った。暖冬だといってもこの先、急に冷え込むことはあるだろう。ここはいつもどおりやっておくことにした。
◇まずはニンジンから。
夏まきダイコンは150本ほど作った。だいぶ残っている。形もサイズもすばらしい。
まず葉を切り落とす。
シャベルでニンジの背丈ほどの穴を掘る。そこに縦に並べていく。なにを思ったのか「まるで兵馬俑だな」とつぶやく。
土をかぶせて終了。切り落とした葉を上部に載せたのは気まぐれ。こうして冬のあいだ順次掘り出して食べていく。
◇ダイコンも同じ作業だ。
ダイコンもだいぶ残っている。100本近く作った。まだ60本以上はある。こんなに食べられないからこの日は近所に分けた。
ダイコンも暖冬の影響で生育がいい。立派な姿である。
すべて引っこ抜いて葉を落とす。いつもなら葉は寒さで黄色くなり傷んでいるのだが。今年はいまだに青々としている。これだけの大量の青葉を食べずに捨ててしまうのはなんとももったいない。
穴を掘る。まっすぐに立てると抜くときに力がいるから、斜めに置いて埋め戻す。頭が見えるか見えないかまで土をかぶせる。これでダイコンも終了。たったこれだけの作業という感覚なのに、久しぶりの作業でだいぶ疲れた。これで今年の作業はすべて終えた。