30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

台風4号に薙ぎ倒されたトウモロコシ

2012-06-20 | トウモロコシ

   ↑きのうまで順調すぎるほど順調に育っていたトウモロコシ 

↓台風4号の夜来の強風で薙ぎ倒されたトウモロコシ

目が覚めると台風一過のいい天気だ。しかしいまだに風が強い。菜園のトマトハウスはどうなったのだろうか。心配して自転車を飛ばし畑に行くと、すでに数人が後始末に追われていた。台風4号の強い風で畑はめちゃくちゃだった。ほとんどが薙ぎ倒されていた。

一番心配だったトマトハウスは・・・。わが家は無事だった。わが家ととなりをのぞいて、周囲のトマトハウスは全滅だった。支柱が折れてビニールが破れ、無残に倒壊していた。自分のトマトハウスはだれの目にもいちばん貧しくてボロに映る。3匹の子豚のワラの家同然なのに、倒れることなく立っていた。よくぞ頑張った。これは奇跡だ。強い風に耐えているトマトハウスの姿は、まるで見た目がぼろぼろのクソジジイでも、いまだ一本芯がとおっている私みたいだな、なんて自分に重ねたくなる。倒壊といった面倒なことにならなくてよかったと胸をなでおろした。

しかし、トマトハウスは無事だったものの、支柱を立てて育てているものはすべて倒伏した。キュウリ、インゲン、ナス、ピーマン、シシトウ。いずれも実をつけはじめたところだから、台風のダメージは痛い。回復するまでしばらくかかるだろう。

さらに厄介なのがトウモロコシだ。これも倒伏していた。雌穂が実をつけて順調に育っているところだった。この調子だと7月上旬には収穫できるなと見込んでいたのに。まっすぐに立て直そうと、これから一本一本ヒモを結んでいくのは面倒だ。このままほおっておいてもある程度まで立ち直るから、ここは適当に応急処理をした。たぶん収穫には問題ないだろう。 

きょうは蒸し暑かった。真夏日だ。汗が流れる。おおかた倒伏した野菜たちをすべて立て直し、昼前にようやく終わった。ここまま続けると熱中症になってしまいかねない。

まっすぐに家に帰りたいのだが、知り合いの農家の梅の実がこの台風で落ちているはずだ。寄り道して行く。今年は梅の実が少ない。それに見た目が悪い。午後はこれで梅ジャムをつくった。さすがにきょうはよく動きよく働いた。


         


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