30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

飲んべえにおすすめのシシトウ

2012-06-10 | ピーマン

昨9日に関東は梅雨入り。夏野菜がぼつぼつ収穫できるようになるいまごろから、雑草取りに追われる。雨が降ると雑草は勢いづいて繁茂する。これから梅雨明けまでは雑草取りに明け暮れる。面倒だなとぶつぶつ言いながら腰を落として刈る。額から汗が流れる。あまりやりたくない仕事だが、これをさぼっていると周囲の菜園に迷惑がかかる。というより雑草取りができない人は、はた迷惑になる。周囲に菜園があるところで野菜づくりをしないでほしい、というのが私の本音である。

キュウリはきのう4本取れた。いま小さな苗を含めて8株植えてある。日を追うごとに取れる数が増えていく。続いてシシトウとピーマンが取れ出した。シシトウは地味な存在だが、飲んべえにはこんなにありがたいものはない。私の好みを押し売りするつもりはないのだが、畑にあればきっと重宝する。これは請け合う。

ということで私は毎年必ず植えつける。タネから育てるほど多く作らないから、苗を4株買ってきて植えつけている。盛期には食べきれないほどできる。4株もいらないほどで半分の2株で十分だ。育て方はピーマンと同じ。ほったらかしでも実がなる。手間といえば支柱を立てて、追肥を与えるぐらいなものである。夏の盛りに手間がかからないというのは助かる。

初収穫のシシトウはいくらか育ちすぎてしまった。できたら小さいほうがいい。大きくなると辛くなる。これをオーブントースターで焼いてショウガ醤油で食べる。さっぱりした味わいで、つまみとしてビールにも冷やにも合う。シシトウは、夏の終わりまでというより秋の初めまで取れ続ける。ほかの果菜類が畑からなくなる時期にも実をつけてくれる。ずっと食べ続けてもあきない。よほど好きなのだろう。

シシトウに限らず果菜類は大きくなると味ががくんと落ちる。このため取れ始めると、まめに菜園に行って、ひとつひとつ生育具合を見回らなければならない。50坪の菜園は狭いといっても、見過ごしたり見落としすることがたびたびある。


         


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