30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

ネギ坊主からタネを分離する方法

2011-06-02 | 冬ネギ

とうとうわかった。ネギ坊主からタネを取りだす方法をだ。ネギのタネは自家採種している。しかし、最終的に黒いタネだけを取り出すうまい方法がわからないでいた。前回のブログにも書いたのだが、ネギ坊主を乾燥させてから両手で揉むと、黒いタネとタネを包んでいた袋などのゴミに分かれる。さらにそこからゴミを分離させてタネだけを取り出す方法がわからないでいた。

自家採種のために、先週の下仁田ネギに続いて、今週は赤ネギの坊主を摘んできた。ちょうど帰り道、無坊ネギ(坊主シラズ)を収穫している知り合いの農家の方がいたので尋ねてみた。このあたりの農家はこの時期は無坊ネギの収穫と出荷で忙しい。

すぐに答えが返ってきた。「乾燥させたネギ坊主を手で揉んだら、それらを水の中に入れればいい。タネを包んでいた袋やゴミは浮いて、タネは下に沈む。取り出して乾かす」。目から鱗が落ちるというのはこんなことを言うのだろうな。あ、そうか、なるほど。簡単だった。だれにでも納得できる方法だった。このブログは意外なほど多くの人が見ているから、前回のブログを見た人の中には、そんな方法も知らないのかと思った方もいただろうね。

もっと早く尋ねるべきだった。聞くはいっときの恥だというが、たしかに尋ねてよかった。おかげで私にとっては値千金の話を聞くことができた。感謝、感謝である。それにしてもこんなことをいままで思いつかなかったなんて丸坊主ものだ。教えてもらったのに、収穫中の無坊ネギまでもらってしまった。


          

 


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