こんなに植えつけてどうするの状態のネギ畑(九条太ネギと赤ネギ)
花粉症に相変わらず悩まされている。天気がいい日は外に出たくはないのだが、畑仕事は待っていてくれない。
「こんなに植えてどうするんだ。またバカなことをしている。しかしこうするほかないもんな」。ぶつぶつ言いながら、腰を落として作業している。なにをしているかというと、仮植えしたネギが大きくなったのでそれを定植している。
ネギは九条太ネギ、赤ネギ、下仁田ネギの3種。昨秋タネをまき、4月20日前後に仮植えを行った。だいぶ大きくなった。
下仁田ネギは、わが菜園では4月の仮植えが定植になる。さらに植え替えは行わない。大きくするには夏場にもう一度植え替えをしたほうがいいとわかっているのだが、面倒なこともあり、これですましている。これだけでも立派な下仁田ネギを収穫できるからだ。
下仁田ネギはこのまま育てる
九条太ネギと赤ネギの2種類は、もう一度植えかえて定植しなければならない。これは根深ネギにするためで、ネギの白い部分を伸ばすためである。ソラマメとタマネギを収穫したので空き地ができた。そこにこの2種のネギを定植した。ウネ間70㌢で、深さ15㌢の溝を掘り、そこに株間10~15㌢で一本一本植えつけていく。秋までに3回に分けて土寄せをしながら軟白を大きくしていく。
いま空いているところにすべてに植えつけた。それでも苗はまだまだあるのだがもう場所がない。その苗をどうしようか。これも考えなければならない。
根深ネギにするには、植えつけ時は根が隠れる程度に土をかける。
成長に合わせて土寄せしていく
作業を終えて畑を眺める。苗をできるだけ多く植えつけようと次々に作業をすすめたが、どう見ても作り過ぎだ。この3種はいずれも冬ネギ。収穫は寒くなった12月からになる。ネギは冬に限る。作り過ぎだといいながらも、これだけのネギをほとんど食べてしまう。それほど冬ネギはうまい。