30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

4回に分けてタネをまいたホウレンソウ

2015-10-11 | ホウレンソウ

ホウレンソウは毎年9月15日から10月10日までのあいだ、4回に分けてタネをまいている。面倒といえば面倒なのだが、こうすることで来年2月下旬から3月上旬まで2人暮らしには毎日食べても不足することはない。

品種は「ちぢみホウレンソウ」。これを2袋まく。1袋には30ml入っている。これを15mlずつ4回に分けてまく。

きのうの10日ですべてまき終えた。わたくしの住む我孫子市でのホウレンソウ露地栽培のタネまきは10月中旬が最後になる。ことしは2回目から芽だしまきを行っている。たしかに発芽がそろう。納得のいく方法なのだが手間ひまがかかる。でもきれいに発芽がそろうのは見ていても気分がいいものである。 

現在の生育状況を見る。
次の画像は1回目(右)と2回目(左)にまいたもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下の画像は3回目(右)と4回目(左)にまいたもの。4回目のものは遮光ネットで覆っている。芽出しまきでは3、4日もすれば発芽してくる。 


         
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ホウレンソウの芽出しまき

2015-09-23 | ホウレンソウ

ホウレンソウのタネまきは9月中旬から10月10日までのあいだ4回に分けて行っている。すでに1回目はすんだ。タネは一昼夜水に浸してからまいている。ホウレンソウは発芽をそろえるのがむずかしい。そのための措置である。

農家のような広い農地なら発芽がそろわないのはそれほど気にはならない。しかしわたくしのような狭い菜園では発芽がそろわないのは目立つ。見苦しい。これにこだわるかどうかは人それぞれだがわたくしはこだわる。ホウレンソウに限らず発芽がそろわないと気分が悪い。何年やっているんだと自分に悪態をついてしまう。

2回目のタネまき準備をしている。こんかいはさらに「芽出し」をしてからまくことにした。この方法はレタスでも使っているから慣れたものである。ただしちょっとだけ手間がいる。

一昼夜水に浸していたタネをタオルなどの布に広げていったん水切りする。その湿ったタオルでタネを包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れておく。2、3日たつと小さな根が出てきた(=冒頭の写真)。全体がそうなるには4、5日かかる見込み。今週末にはまけるはずだ。

「芽出し」は初めてやるとなんと面倒なと思う。わたくしもそうだったのだが、格段に発芽がそろう。それを目を細めて見るのはいいものだ。

ところで1回目にまいたのが気になる。けさ確認すると発芽してきた。やはりそろっているかどうか気になる。ざっと見たところよさそうだ。ひと安心といたところだがあと2、3日すると結果が分かる。


         
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そろそろホウレンソウの準備

2015-09-14 | ホウレンソウ

ホウレンソウのタネを買ってきた。ことしも「ちぢみホウレンソウ」をまく。この品種が気に入ってしまい、こればかりを作っては食べている。名前の通り寒くなると葉が縮んでくる。12月から1月の厳寒期が一番うまい。その甘さといったらこれまでにないうまさだ、とわたくしの舌はそう言っている。

ホウレンソウは9月中旬から10月10日のあいだに4回にわけてまく。こうすることで収穫は11月から2月までの冬の間、きれることがなく食べ続けることができる。

なぜ最後のタネまきが10月10日なのか。気温の関係である。9月下旬ともなると日々下がってくる。この時期タネまきに1週間の差があると、収穫は1カ月近くずれこむ。それほど気温が影響する。

ホウレンソウの露地栽培では、わたくしの住む千葉県我孫子市では10月中旬を過ぎてからタネをまくと収穫できるまで生育させるのがむずかしくなる。これまでの経験で10月中旬前にはまき終えるようにしている。もちろん保温すればそれ以降でも作ることができる。周辺の農家では穴あきビニールなどをトンネル掛けして栽培している。

買ってきた「ちぢみホウレンソウ」は2袋。1袋には30ml入っている。これを15mlずつ4回に分けてまく。ホウレンソウの発芽をそろえるのは意外と難しい。そのため一昼夜水に浸してからまいている。さらに手間ひまを惜しまないなら、水切りをして2、3日冷蔵庫の野菜室に入れておく。ほんの少し発根してきたのを確認してからまくといいのだが、わたくしはせっかちだからそこまではしない。


         
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甘い甘いはチヂミホウレンソウ

2015-01-17 | ホウレンソウ

↑霜で真っ白のチヂミホウレンソウ

ホウレンソウが甘い。そう感心して食べている。わが家のホウレンソウはことしもチヂミホウレンソウ。肉厚で味は濃厚。寒さにあたるほどに甘くなる。この味を知ってからはホウレンソウはこれに決めている。

タネは30ml入りの袋を2つ。1回につき15mlずつを4回ー9月17日、9月26日、10月1日、10月9日ーに分けてまいた。いずれも発芽が揃った。2人暮らしにはこれだけあると毎日食べても追いつかないほどの量になる。

すでに9月17日と9月26日にタネをまいた分は食べ尽くした。いま食べているのは10月1日にまいたもので、10月9日にまいた分はまだ手を付けていない。

うまい具合に行ったもので、9月17日タネまきのものは11月中に食べ、9月26日のものは12月中に食べた。この順で10月1日タネまきのものはこの1月中に食べる。残り10月9日のものは2月に食べる予定だ。

畑は午前中の早い時間に行くと霜で真っ白になる。ホウレンソウもそうだ(=トップ写真)。寒さにあたるほど葉に縮みが出て肉厚になる。色は濃い緑色になる。

このホウレンソウは10月下旬から食べている。食べはじめのころは味はまだうすい。それが濃厚に感じられるようになるのは寒さにあたってからだ。12月下旬のこと、その甘さがしっかりと感じられるようになった。なんでこんなに甘く感じるのだろうと思えるほど甘くなる。

話は飛ぶのだが、甘い、甘い、といっていたら、小さいころに口ずさんだ童謡を思い出した。
どこでどうつながったのか。遠くにある記憶を手繰っていく。

[いろはに金平糖]
いろはにこんぺいとう
こんぺいとうは甘い
甘いは砂糖 砂糖は白い
白いはウサギ ウサギは跳ねる
……
…… 
光るはおやじのはげあたま

この童謡には地域によって多くの替え歌がある。
そういえばまた思い出した。[デブデブ百貫デブ]などもよく口にした。

甘いホウレンソウのおかげで?懐かしい童謡へ話は飛んでしまった。


      
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ホウレンソウーこれだけ作れば大丈夫

2014-11-02 | ホウレンソウ

1回目のタネまきは9月17日=これがいま収穫できている

ホウレンソウはいっぱい作る。冬の間は毎日のように食べるから、9月中旬以降、時期をずらしながら4回ー9月17日、9月26日、10月1日、10月9日ーに分けてタネをまいてきた。すべてに発芽が揃った。発芽が揃うというのは気持ちがいいものである。

10月に入ると気候がよくなったせいか元気になって大きくなった。10月初めの生育具合と比べるよわかる。

1回目の9月17日にタネをまいたものが、1週間前から収穫できるようになった。私の品種はすべて「チヂミホウレンソウ」。これは寒くなって霜にあたればあたるほどうまくなる。寒くなると葉は肉厚になり、味は濃厚だ。これを育てるようになってからほかの品種は見向きもしなくなった。それほど気に入っている。いまの時期にはそれがなく、見た目も味もさっぱりしている。

この1週間はいくぶん暖かい日が続いた。野菜は気温に敏感だ。ホウレンソウもこの気温につられていくぶん育ちが早い。葉ものは大きくなるとまずくなるから早く食べなければならない。このところ毎日この1回目のホウレンソウの収穫である。 

以下、2回目、3回目、4回目にタネまいたホウレンソウのいまの生育状態である。

↓2回目(9月26日にタネまきしたもの)。

↓3回目(10月1日にタネまきしたもの)

↓4回目(10月9日にタネまきしたもの)

 ホウレンソウは来年2月まで食べられるだけの量を毎年作る。タネは全部で60ml。発芽が揃えばこれまでの経験から2人暮らしにはこれで十分だ。


      
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ホウレンソウは、ことしもチヂミホウレンソウ

2014-10-06 | ホウレンソウ



↑1回目=9月17日タネまき(10月4日現在)

↓2回目=9月26日タネまき(10月4日現在)

台風18号が午前中にわが町を直撃した。正午までには雨はやんで台風は通り過ぎた。台風は風よりも雨のほうが気になる。気象庁が8月から開始した「高解像度降水ナウキャスト」。これは便利だ。雨雲の動きを1時間先まで予測してくれ、市町村単位で見ることができる。この画面を見ては、それなりの対策と、さらにいえば心構えができるのがいい。

台風がくると畑にも被害が出る。心配なのは葉ものだ。とくにホウレンソウやコマツナなど非結球生のものは激しい風雨に痛めつけられてしまう。その対策にきのうは白い寒冷紗をベタ掛けしてきた。はたして大丈夫だろうか。午後遅くにでも様子を見に行かなければならない。

畑はいま、秋冬野菜にすっかり模様替えした。中心は葉ものになった。夏は果菜類が主だっただけに一変した。

いま畑にある葉ものは、ホウレンソウ、コマツナ、シュンギク、タマネギ(中生種、晩生種)、ネギ3種(下仁田ネギ、九条太ネギ、赤ネギ)、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー。

これら葉ものは、どれも2人暮らしには食べきれないほど作っている。なかでも秋冬の常備菜となるのはなんといってもホウレンソウである。これは毎日のように食べる。来年3月まで食べ続ける。それでもあきない。それだけの分量を作らなければならない。

そこで、時期をずらして4回に分けてタネをまいている。最後のタネは遅くとも10月中旬までにまく。それ以降となると気温が急速に下がって思うように育たなくなるからだ。

品種はこのところずっと「チヂミホウレンソウ」。これを食べ慣れてしまうと、ほかの品種は薄っぺらな味に感じられてしまう。なによりも味が濃厚だ。それに寒さにあたるとさらにうまくなるのがいい。すっかり気に入ってしまった。

タネは30ml入りの袋を2つ。1回につき15mlずつを4回に分けてまく。

1回目のタネまきは9月17日=本葉が4、5枚ぐらいになった

2回目のタネまきは9月26日=子葉の状態で、本葉が少し顔を出てきたところ

3回目のタネまきは10月1日=ちょうどいま発芽してきた。それなのに台風による大雨。大丈夫か?

4回目のタネまきはこれから=畑はいま台風の大雨でぬかっているから2,3日先になる。

ホウレンソウの発芽を揃えるのはなかなかむずかしい。簡単なようでいてむずかしい。近くの菜園をみて発芽が揃っていればその人は上手だ。わたしはかつて毎回のように発芽ムラが出た。下手だった。いまはトップの写真2枚を見ての通り、われながら見事よと満足して眺められるようになっている。


     
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冬野菜を完食

2014-03-20 | ホウレンソウ

 ↑最後のホウレンソウ。よく食べました

 ↓チヂミホウレンソウ。よく見かけるようになった


冬野菜を食べ尽くした。すべての冬野菜が畑から消えた。ダイコン、ニンジン、ハクサイ、ホウレンソウ、ネギ、ブロッコリー・・・。2人暮らしの野菜を“過不足なく”育てる。これが簡単なようでむずかしい。好きなものは多く作るが、それでも不足してしまうことがよくある。

最後まで畑に残ったのがホウレンソウと冬ネギとブロッコリーだ。3月末になっても収穫できるものが畑に残っているのはありがたい。これも計画のうちである。でもそれそろ食べ尽くさなければならない。気温の上昇とともにトウが立ってくるからだ。

冬ネギは九条太ネギと下仁田ネギ。いつものように大量に作り食べた。よく食べた。満腹した。それでも残っている。とうとうトウが立ってしまった。自家採種するのものを10株ほど残し、ほかは抜いて廃棄した。ネギは大量につくるから毎年こうなる。

わが家のホウレンソウはチヂミホウレンソウ。最近は周辺の農家もこの品種を作るところが多くなった。十数年前にわたしが作り始めたころはだれもいなかったのに。うまいとわかればだれだって食べたくなる。ホウレンソウは毎晩のおかずにかかせない。慎重に作付けする。4回に分けてタネをまく。それでも早めになくなってしまい、不足がちになる。今年はうまく行った。まだ残っている。しかしトウが立つ気配だ。それっとばかりに毎日ホウレンソウを食べている。

収穫できるものとして畑に残るのはブロッコリーだけになった。側芽花蕾を盛んにつけてくれる。花芽が大きくなる前に摘むのだが、生長に追い付かない。これも4月に入るとおしまいになる。

よく食べた、満足だ。そんな思いにさせてくれた冬野菜に感謝だ。


     
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いまが甘いチヂミホウレンソウ

2014-01-09 | ホウレンソウ

わが家の雑煮の野菜はホウレンソウを使う。かみさんも同じ北関東育ちだから、同じような雑煮を食べて育った。おかげで「雑煮の夫婦別れ」という事態にはならないでいる。

ホウレンソウは雑煮のためばかりでなく、毎日のようにおひたしにして食べる。これは酒の肴だ。このためホウレンソウは冬の間欠かせない。わたしもホウレンソウは好きだから多く作る。春先まで長期間食べられるようにと、秋に4回に分けてタネをまく。ことしもうまく育っている。このさきも2人暮らしには食べ放題の量が残っている。それでも春先までには食べつくしてしまう。

品種にもこだわり、このところ「チヂミホウレンソウ」ばかりだ。この品種は寒さにあたると葉が縮み、甘さが際立つ。肉厚の葉で普通のホウレンソウとは食感が違う。

当然ながらこのホウレンソウはいまの厳寒期が一番うまい。いまの畑は霜柱が立ち、霜が降りている。これが解けだすと畑はぬかって、ぐちゃぐちゃになる。もちろん長靴だ。

このため畑には午前中の早い時間に行く。葉に霜が降りていて、日光に白く輝いている。これがわたしにはなんともうまそうに見えるのである。


    
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寒波でホウレンソウがうまくなる

2013-11-13 | ホウレンソウ

急に寒波がやってきた。あわてて冬ものを取り出した。

冬野菜は寒くなればなるほどうまくなる。こちらが寒さに震えているときにせっせとうまくなってくれるのだからありがたい。ダイコン、ハクサイ、カブ、ネギ、ニンジン、それにホウレンソウはこれからがうまくなる。ブロッコリーだってうまく感じるようになる。

小さな葉物はよく食べる。おかずに重宝する。小まめにタネをまいて作るに越したことはない。ホウレンソウは春先まで毎日のように食べる。それでもあきない。だから多く作る。2人暮らしなのに作り過ぎるかなと思うくらいタネをまく。

ホウレンソウの芽出しを揃えることはなかなかむずかしい。四半世紀も菜園をやっているのだから、いつまでたってもむずかしいなんて言ってはいられない。確実に芽を出させなければならない。

ことしは9月下旬から10月上旬までの間に、4回に分けてタネをまいた。食べようと思えば11月に入ってすぐにでも収穫できたのだが、寒くなるのを待った。

品種は寒締めホウレンソウの「朝霧」。寒締めホウレンソウは、寒さにあたると葉を縮ませ、甘さを増す。霜が降りるとますます甘くなる。ほんとに甘い。いまは葉が立っているが、寒くなるにつれてしだいに倒れて地面にくっ付くようになる。このようになるとベストだ。この数年はこの品種ばかり作っている。もちろんうまいからである。これを食べてからはほかのホウレンソウの味がぺらぺらしてなんとも薄っぺらに感じる。

待ちきれなくて食べてみる。まだ本来のうまさが出ていない。いましばらく待たなければならない。


    


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ツイていないホウレンソウ

2013-10-02 | ホウレンソウ

ホウレンソウは長期にわたって食べるため、9月下旬から1週間ごとに遅らせながら4回に分けてタネをまいている。

1回目は9月19日にまいた。ところが新芽が出てきたときに台風20号の強い雨にたたかれて、せっかくの新芽がたいぶやられてしまった。

2回目は9月27日にまいた。こんども台風がやってきた。きのうから台風22号の影響で断続的に強い雨が降っている。まいった。どうもついていない。こんどもきのうあたりから芽が出てきたところだ。1回目よりも、こうでなきゃと思えるほどきれいに発芽が揃っている。こんども強い雨にやられてはたまらない。

そこで今回は、新芽が直接雨にたたかれないように、新芽を守るために、寒冷紗をトンネル掛けしてやった。これでだいぶ被害は食い止められる。

きょうも未明から目が覚めてしまうほどの強い雨だ。雨が小ぶりになったのを見て、畑に様子を見に行った。やはりウネの両側の低いところは水がたまっている。だいぶ降った。かぶせてある寒冷紗から中をのぞくと、いまのところホウレンソウの新芽にはまったく被害がない。ほっとしたものの、きょうは雨が降り続く。あしたどうなっているか心配である。

3回目のタネまきはきょうかあしたの予定だった。畑が水浸しの状態では明後日になりそうである。


    


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秋冬の常備菜はホウレンソウ

2013-09-27 | ホウレンソウ

9月19日に葉もののタネをまいた。ホウレンソウ、コマツナ、シュンギク。ついでにカブも。

葉ものは毎年20日前後にまく。これらは私の好きなものでいずれも欠かせない。とくにホウレンソウは、秋から来年の2月までの冬の間ずっと食べるから常備菜になっている。

ホウレンソウは4回に分けてタネをまく。9月20日前後が1回目、2回目から4回目までは1週間おきにまいていく。そうすると10月中旬が4回目になる。毎日のように食べるから、それだけの量をきちんと作らなければならない。、

私の住む土地では、ホウレンソウが露地栽培で育つにはこれまでの経験から、タネまきは10月中旬までとみている。10月下旬にタネをまいても気温が下がって育ちが悪くなる。

ホウレンソウの芽出しは簡単なのようでこれが意外とむずかしい。周辺の菜園を見るとわかる。たいがい芽出しが揃わないところがほとんどで、まばらに芽が出ている。ホウレンソウは苗を買うわけにはいかないから菜園主の腕のほどがすぐにわかる。

わたしだって自信があるほうではない。ホウレンソウは欠かせないから失敗するわけにはいかない。それにホウレンソウに限らず、芽出しをきれいに揃えることにこだわり、そうしないと気が済まない。ここは慎重に準備する。

まずは苦土石灰をまく。ホウレンソウの畝には多いかなと思うくらいまく。土になじむまで1週間ほどしてからタネをまく。一晩水につけておく。これを条まきする。鎮圧してたっぷりと水をやる。乾燥しないように黒い寒冷紗を掛けておく。これが私のやり方だ。これでたいがい成功する。もちろんたまには失敗するが。

品種はこの3年ほど「ちぢみホウレンソウ」ばかりだ。これまでに多くの品種を作ってきたが、いまはこの品種が気に入っている。肉厚で風味があり、とくに厳寒期にはコクが増してうまい。

1回目(上の写真)は芽出しが揃った。見た目にもきれいだし、出来はまあ80点といったところか。ところが一昨日からの台風による雨でだいぶ痛めつけられてしまった。これでは減点だ。こんどはうまくいくようにと、きょうは2回目のタネをまく。


    


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冬野菜を食べ尽くせー寒締めホウレンソウ

2013-02-18 | ホウレンソウ

 ↓寒締めホウレンソウの特徴は茎にシワがよることだという
わが家のチヂミホウレンソウの茎はばっちりシワシワだ

いまの厳冬期のホウレンソウは、寒締めホウレンソウといわれて評判がいい。そのうえわが家のホウレンソウは寒くなると葉が縮む品種のチヂミホウレンソウだから、見た目にもうまそうに見えるし、食べればなおのことじつに甘くて濃厚な味になる。

ホウレンソウは計画通りに育てることができた。いまなお食べ放題だ。昨年9月下旬から10月中旬にかけて4回に分けてタネをまいた。1回目にタネをまいたものは11月に食べて、順に、2回目分は12月に、3回目分は1月に、そして10月中旬にタネをまいた4回目のものをいま2月に食べている。これが最後になる。

うまくいったものである。やはり冬にホウレンソウがないと困る。それもいつでも食べられるだけの量があるとなんとも豊かな気分になるものだ。ホウレンソウはたいがいおひたしが多い。私の晩酌の定番になっている。毎晩食べてもあきないというのだから不思議である。

寒締めホウレンソウが甘くてうまいと評判になってはじめて知ったことがある。寒締めホウレンソウの特徴は茎にシワがよることだという。たしかに茎を見るとシワシワになっている。実は私はずっとこれが気になっていた。茎が割れてくるものまで出てくる。これは寒さに負けて弱っているのではないかといままで思ってきた。そうか、逆なのか。これが寒締めのうまい証拠なんだと知ったというわけである。

ホウレンソウはいま葉を横に広げて地面にべたっと這っている。寒さから身を守るためだ。そのうえ寒さで凍らないようにと体内の糖濃度を高めるため水分を減らすから茎にシワがよるのだという。これで茎のシワシワの謎が解けた。

ホウレンソウも2月いっぱいまでだから、ラストスパートで食べなければならない。


            


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我孫子山の会の誤報ーなんかおかしいぞ

2013-01-12 | ホウレンソウ

なんかおかしい。googleの仕組みがわからないから、なにがなんだかわからないでいる。

こんなことが起きている。

1月7日。「我孫子山の会の誤報とは―その顛末」をアップした。

1月11日。「我孫子山の会の誤報とは―その顛末」を朝にgoogleで検索すると出てきた。あたりまえだ。しかし夕方になって記事を検索すると出てこなくなった。
それに加えて、「我孫子山の会」で検索すると、本家の「我孫子山の会」の会に続いて、この記事は2番目に出ていた。しかし夕方に検索するとこの記事は消えていた。
そこで「誤報とは」を「誤報」と変えて、夕方に我孫子山の会の誤報―その顛末」として再度アップして様子を見ることにした。

1月12日。午前9時現在、「我孫子山の会」で検索すると、こんどはきのうアップした「我孫子山の会の誤報―その顛末」が6番目に載っているが、1月7日にアップした「我孫子山の会の誤報とは―その顛末」はやはり出てこない。
そこで、きのう検索しても出なかった1月7日付けの
我孫子山の会の誤報とは―その顛末」をそのままのタイトルで検索したところ出てきた。さらに1月11日付の我孫子山の会の誤報―その顛末」も出てきた。

要は、「我孫子山の会」で検索すると、11日朝まで2番目に出ていた1月7日付の「我孫子山の会の誤報とは―その顛末」が出てこないのである。どこに消えてしまったのだろうか。

どうも年末年始からこの問題をひきずっている。いい気分ではない。一日も早く忘れたい。しかし知人2人から感想がメールで寄せられている。まっさきに問い合わせてきたあの山歩きの知人からはすぐにメールが来た。こんな内容だ。「すぐに書いてくれたね。あなたよりも、その会長さんという人のほうが驚いただろうね。穴があった入りたいというけど、そう思うよ。ほかの会員のだれもが気がつかなかったというのがおかしいよね。谷川はメジャーな山だから、すぐにわかるはずだけどね。いい勉強になった。でもふつうならおかげで助かりましたというけど、なんでいわないのだろう」

「熟読しましたよ。明快な指摘ですね」
近所の知人からいわれた。この方は山を歩いていないのに読んでくれたようだ。
「いまだに、その会長さんからはありがとうの一言もないのですか」

私とおなじようにみなさんもそう思っている。
あたりまえがあたりまえでないから、あたりまえだといわれて意を強くした。
それにしても思いのほか知人が読んでくれている。


1月の菜園はヒマだ。行ったところで収穫するだけで、寒くてほかにやることがないからすぐに帰ってくる。ブログのネタも1月は乏しくなる。「我孫子山の会の誤報」の問題で穴埋めしているのではないかと思われしまう。そう思われても仕方ないほど菜園の1月ネタは少ない。この百姓ブログを書いてから7年もの間、1月が毎年鬼門だ。それでも、ない知恵を絞ってなんとか乗り越えてきた。今年もさらにない知恵を絞らなければならない。

昨年の11月だろうか、それほど親しくない知人が「こんどブログをはじめました」という。すぐに検索したところ見つけることができなかった。今週のこと、それを知ることができた。すぐに見た。でも内容を見てショックであった。あぜんとした。10月下旬から記事を書き始めて11本アップされている。しかし12月からはきょうまでまったく更新されていない。更新できない事情でもあるのか。あるならその旨記してもらいたい。期待していただけにがっかりきた。というのも、この人は、集会などでも自分の意見をきちんと言われる方で、周囲から一目置かれているように私には見えた。それだけにしっかりとブログを書いているのかと思いきや、いやいや、失望した。私に人を見る目がなかったのか。裏切られた気持ちだった。口程にもないなあという思いでいる。どうも今年は周囲がこんな感じだ。なにかいやなことが起こるのではないかと、自重と自戒の日々である。

野菜は日々食べるから、寒いといっても小まめに自転車をこいで行っている。いまの時期、毎日のように取るのはホウレンソウだ。ホウレンソウは2月まで食べ続けられるように時期をずらせて数回にわけてタネをまいて育ててきた。それがうまくいったから、安心して食べ続けることができている。いまの厳寒の時期が一番うまい。ほかの冬野菜と同じく甘さが増す。品種はチヂミホウレンソウといって寒さにあたるとひときわうまくなる。普通のホウレンソウはペラペラした感じだが、このチヂミホウレンソウは寒さにあたると、身を守るかのようにふてぶてしいほど葉が厚くなり、ごっつい感じになる。人間なら寒さから身を守るためしっかりと脂質をため込むようなものだろうか。ホウレンソウはいろいろな品種を作ってきたが、いまはこのチヂミホウレンソウが気に入っている。

寒くて畑に行くのが億劫になる。それならホウレンソウも一度に多くを取ってきてもよさそうだが、葉ものはやはり小まめに取ってきたほうが見た目もいいし、新鮮だ。今日もせっせと寒風の中を自転車をこいでから菜園に行く。人影はない。思いはだれも同じのようだ。


           


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寒くなれば本領発揮のチヂミホウレンソウ

2012-11-27 | ホウレンソウ

寒くなるとホウレンソウがうまくなる。こう書いていて、ふとオレは定見がない男かなと思ってしまう。寒くなったら、ネギがうまいだの、いやハクサイだ、それよりもダイコンだと書いている。なにが一番なのかを挙げろといわれても迷うばかりだ。これだとは言えない。それだけ寒くなると野菜はみんなうまくなる、というほかないのである。

ホウレンソウだってそうだ。11月のホウレンソウはまずくはないが、これから霜が降りてからのホウレンソウは、これが同じ品種かと思うほど、味はぐーんとアップしてくる。寒さに負けまいと身を守る姿がなんともいじらしい。

ホウレンソウは2月まで食べられるように、9月下旬から1週間ごとに4回に分けて10月中旬までタネをまいてきた。品種はチヂミホウレンソウだ。この品種は寒さにあたればあたるほどうまくなる。肉厚になり甘みが増す。見た目にはふてぶてしいほどの存在感がある。ホウレンソウといえばぺらぺらした食感があるがそれとは全く違う。

9月下旬に最初にタネをまいたのはこの11月に食べ尽くした。いまは2回目、3回目にタネをまいたものが食べられる状態になった。10月中旬の4回目にタネをまいたのはまだ小さい。3回目と4回目では1週間の差なのに、生育ではっきりと差が出る。それほど秋は急に気温が下がるからタネまき時期は大事である。

私の住む我孫子市はそろそろ初霜の季節だ。寒くなると畑に行くのが億劫になるのだが、甘みの増した野菜を食べたいがために自転車をこいでせっせと通う。


          


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チヂミホウレンソウにぞっこん

2012-10-24 | ホウレンソウ

若い葉が輝いている。狭いながらも美しい野菜畑の光景だと眺めている。9月下旬から育ててきた小物野菜が次々と育って葉を広げてきた。ホウレンソウ、小カブ、ミズナ、コマツナ、ルッコラ、シュンギクなどだ。

小物の中でも葉物は秋冬には欠かせない。夏は果菜類が中心だが、秋冬は葉ものになる。ハクサイやキャベツなど大物にばかり目が行ってしまうが、小さな葉物は毎日食べるものだからきちんと作る必要がある。

わが家では葉物はよく食べる。中でもよく食べるというより毎日のように食べるのがホウレンソウだ。そのためことしも春先まで食べ続けられるようにと計画的にタネをまいてきた。9月下旬から10月中旬までまで1週おきに4回に分けてタネをまいてきた。これまでの経験から最後のタネまきは10月中旬ぐらいまでに終えるようにしている。

品種はすべて「チヂミホウレンソウ」にした。ホウレンソウの品種は数え切れない。あれもこれもと試しに作ることはできない。それでも数年に一度ぐらいはほかの品種を取り入れて作ることにしている。たまたま作ったものがこれまでのものよりうまければ切り替えるのである。

「チヂミ」がそうだった。それまでは「まほろば」だった。「まほろば」はだいぶ気に入っていた。ところが「チヂミ」を作ってみてこちらの方が気に入ってしまった。霜にあたると味がコロッと変わる。寒さにあたればあたるほど味は濃厚になり、肉厚になる。ぺらぺらとしたホウレンソウの食感とは異なる。それを知っていらい「チヂミ」ひとすじだ。ぞっこんである。

4回ともうまく発芽してくれた。後は放っておくだけである。9月下旬にタネをまいた1回目のものがまもなく食べられるようになる。


          


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